大井競馬場から馬が逃げ出し、車と衝突する事故 馬は治療中とのことだが…

▼東京シティ競馬公式サイトのお知らせ

昨日、東京の大井競馬所から馬が逃げ出し、1.3キロほど北の八潮橋交差点でワンボックスカーと衝突するという事故がありました。道路についた馬の血を映しているニュースもありました。

東京シティ競馬のサイトには上記のお知らせが載っていたのですが、なぜか事故に遭った馬がどうなったかが書かれていないので、直接大井競馬場に聞いてみたところ(メールでの問い合わせ先は公開されていないようです)、外傷はあるが、骨折等はなく、致死処分にはなっていないそうです。全身を打っているはずなので、安心はできないような気もしますが(全身打撲との発言を報じる報道もあり)、現在、治療中とのこと。

競走馬を引退している誘導馬なので、治れば、また誘導馬として使う予定とのことでした。(誘導馬というのは、パドックからレース場まで馬が移動するときに先頭を歩かせている馬で、レースには加わりません。ちなみに事故に遭った馬は、「セイントメモリー」という名で、報道によれば13歳のメス。)

それにしてもお詫びのような文書を公表しながら、馬がどうなったのかが書かれていないのが本当に不可解です。競馬場の馬=足にけが=安楽死と思うのが普通だと思うので、馬の現状についても公表すればよいと思うのですが……

動物を人間のために利用する業界ですから、人間が優先であり、「馬のことなど心配するのはけしからん」という苦情も来るのでしょうが、いまの時代、動物のことを心配する人も多いはず。事後の公表についても気になりました。

また、何かの音に驚いて逃げたとしている記事もあり、以前、「町に馬を」と訴えていた人がいましたが、そのようなことをすれば現実に馬に待っているのはこのような事故だろうと改めて思いました。

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