れいわ新選組から、安冨歩候補者の馬の利用について回答がありました

Twitterでしか投稿してきませんでしたが、選挙活動で馬を使うという全く不必要な行為のために、「れいわ新選組」の安冨歩候補者が島根の牧場からわざわざ馬を単独で(仲間と引き離して)長距離輸送し、慣れない馬を駅前等の人ごみに連れまわして見せる過密スケジュールにつき合わせています。このことについて認定NPO法人アニマルライツセンターと連名で「れいわ新選組」に抗議書を送り、質問書も送っていましたが、やっと昨日、回答がきました。

全文は下記に掲載しました。

回答にはセラピー効果を狙っているとありますが、街頭演説程度の短時間、馬を見せた程度でセラピー効果が生じるなどということはありえません。ホースセラピーがどのようなものか知っているはずの候補者がこのようなことを言い出すのは、人の耳に心地よさげな言い訳を述べておけばいいと考えているとしか思えません。今日は大阪に馬を連れて行っているようですが、「客寄せパンダ」(いい言葉ではありませんが、動物が人寄せに利用されている現実を表すためには使います)として利用しているだけです。

そもそも、このような生きた動物を使う選挙活動が今後も次々行われてしまうようなことがあれば、動物たちにとって厄災です。このことをれいわ新選組は全く理解していません。このような党に動物愛護を政策に掲げてほしくなかったと、悔しい気持ちでいっぱいです。

馬を普段飼育している業者については、馬主と企業と他力塾という組織(非営利のようだが、第二種で届けはない)の3者が絡んでおり、現在、第二種以外にも展示以外での無登録の可能性も含め行政と警察の判断を待っているところです。話が複雑なので現時点では詳細は割愛しますが、第一種動物取扱業者である企業が展示動物を出張させている形だというのなら、識別章を身につけるといった義務事項を守るべきです。これを守っていないことはどう説明するのでしょうか。

銀座では、鳴り物の音や人の歓声が上がった後に、馬が人混みから離れる方向に走って行ってしまっていました。手綱を持つ手を振り払って逃げており、スタッフが追いかける動画をTwitterで見ました(今は削除されているようです)。東京でも、手綱を持ってですが、走らせていた際、馬の足がアスファルトで「ずりっ」と滑っていたという話も伝わってきています。問題は体調不良だけではないのにもかかわらず、回答は体調の話に終始しています。

交通ルールについても、銀座の歩行者天国では本物の捜査員が注意しに行っていたにもかかわらず(確かに「私服が行っていてまだ戻って来ていない」と当日警察署は言っていたので制服は着ていなかったのでしょうが、選挙対策本部が捜査二課なのは周知の事実でしょう)、動物愛護の人が警察を装って妨害しに来たなどとツイートしており、一体どういう認識なのか、理解に苦しみます。

選挙では何を主張してもよいわけですが、動物を伴う必要は全くありません。この候補者以外の全ての候補者が言葉で訴えています。そしておかしな政策は批判に晒されます。馬を学校で飼育しろなどというのは、現実を知らない暴論です。

今回の参院選の結果が、動物にとっても良い結果となることを願いますが、このような候補者が出てきうる現在の政治状況には暗澹たる思いです。


PEACE様への回答

れいわ新選組
選対本部長 沖永明久

基本的に選挙におけるアプローチについては各選対が責任を持つというのが基本姿勢ではございますが、頂きましたご指摘について、安冨選対にも確認をいたしました。

1.7月14日、銀座での街頭演説の際、歩行者天国となっている大通りで安冨候補の選挙スタッフが馬を走らせていたことについて私どものもとに複数の問い合わせや問題の指摘があり、質問いたします。警視庁選挙対策本部の捜査員が安冨候補のスタッフに指導していたところ、そのスタッフは「馬は軽車両ではない」と事実ではない主張をし、結局、馬の利用を止めることはありませんでした。この指摘を無視し、15日にも浜松市でも歩道部分で馬を走らせていました。
馬は軽車両に該当し、歩道を走らせることも、手綱でひいて歩かせることも不可との見解を各警察署では示しています。れいわ新選組としての見解をお教えください。市民が交通法規を守らなくてもよいという見解でしょうか。もしくは選挙運動においては交通法規を守らなくてもよいという見解でしょうか。

回答:
道路交通法上、馬は引いた場合であっても歩道を連れて歩くことはできない。(車道であれば、引いて歩くことも、乗馬した場合も問題がない)ということを 警察庁に確認いたしました。当選対より、安冨選対に 対し馬を使う場合は法令を遵守するように強く求めます。

2.抗議書でも指摘しました通り、安冨候補が使用している馬の「ユーゴンくん」を日ごろ飼養管理し、業に用いている「他力塾」は、第二種動物取扱業の届出(場合によっては第一種動物取扱業の登録)を受けていません。明白な動物愛護法違反ですが、このことについてれいわ新選組としてはどのようにお考えでしょうか。

回答:
アニマルセラピーにおいては「第一種動物取扱業」が必要であり、業者は「動物取扱責任者」を置かなければならない。 ということを確認しました。しかしながら安冨選対が提携している業者は、第一種動物取扱業の登録を受けており、また今回の馬は馬主様の善意により、現場まで連れてきてくれているとのことです。

3.安冨候補は、兵庫・大阪へも「ユーゴンくん」を連れて行き、特に20日は通天閣で人集めに使うとしています。れいわ新選組として、このような、人が集まり混乱や馬へストレスが容易に予測される場所で馬を用いることを止める意向はないのでしょうか。そのことが動物愛護を政策に掲げることと矛盾しないとのお考えですか。

回答:安冨選対が馬を連れているのは、ホースセラピーとしての効果を期待し、街に住む人々と馬の交流の場を設けているという趣旨を聞いております。
また、連れて歩く馬は、2名のスタッフが、管理しており、馬の体調が悪くなる兆候が出れば直ちに対策を打てる体制になっている。過去に、体調不良が起きたことはなく、今回の選挙でも何ら問題はない。
セラピーの仕事を担う動物は、往々にして強いストレスを受けて寿命が縮むことがあるのに対して、馬はそうではない。セラピーホースが、他の馬に比べて、何らかの健康上の悪影響を受けることはない。ということも聞いております。
安冨選対の主張にも一理あるのでは無いかと思い、PEACE 様に見解をご確認いただけますと幸いです。
選挙の最中であらゆる事が混乱しており対応遅くなりまして大変申し訳ございません。 よろしくお願いいたします。

以上

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