検察審査会への申し立てについて、結果のご報告
YouTuber(当時)による猫殺害動画事件について、呉検察審査会から私たちの代理人のところへ、6月5日に議決があった旨の連絡が届きました。残念ながら結果は、「不起訴処分は相当である」とのことでした。
大変多くの方の署名をいただきましたのに力及ばず、非常に残念なお知らせとなってしまったことをお詫び申し上げます。
不起訴相当となった理由として、裁定を覆すだけの証拠がないことが挙げられていましたが、もともと被害猫が「ノネコ」ではないことは自明であり、「ノネコ」の定義が検察審査会においても正確に理解されなかったことを遺憾に思います。
残念ながら刑事事件としてはこれ以上できることがありませんが、議決文書には「なお、動物愛護管理行政においては、動物の愛護及び管理に関する法律の目的等を踏まえ、愛護動物の定義を明確にし、ガイドラインの見直しの検討を期待する。」との一文が添えられていました。
司法がこのようなおかしな結論を出すことが二度とないよう、環境省や関係国会議員等に対し、誤解を生じさせないような法令整備を今後も求めていきます。(ちなみに、国会では、超党派の議員連盟がノイヌ・ノネコPT(プロジェクトチーム)を立ち上げ、見直しへ向けた検討を行っている最中です。)
署名は本日これにて終了いたしますが、今後とも私どもの活動にご協力いただけましたら幸いです。大変ありがとうございました。
本日、同様の内容をChange.orgのサイトでもご報告しました。
最終的に35,787名の署名をいただきましたこと、心より御礼申し上げます。
関連ページ
本日、以下の公表をいたしましたので、お知らせいたします。プレスリリース2023年4月5日「ノネコ」と称して猫を殺害した事件について告発状が受理されました広島県呉市において、男性が猫をバールで殴ったうえ刃物で刺して[…]
検察審査会から6月5日付の議決結果が届きました。不起訴相当となってしまい、無念でなりません。ご報告はこちらをご覧ください。最終的に35,787名の署名をいただきましたこと、心より感謝申し上げます。広島県呉市で「ノネコ」と称して猫[…]
皆さま、YouTuber(当時)による猫殺害動画事件の不起訴に関し、検察審査会に起訴相当の判断を求める署名へのご協力および拡散を大変ありがとうございます。呉検察審査会への提出分を3月24日正午で締切り、計3万5,189名[…]