【東京】第2回国立感染研の安全性に関する説明を聞く会

都心の住宅密集地、大学キャンパスと隣接した立地に国立感染症研究所は建っています。デスクワークだけをやっているわけではなくて、ここに動物実験施設もあり、病原体も扱っています。そのこと自体が驚きですが、立ち退き裁判は、住民が敗訴した経緯があります。PEACEのメンバーの1人も、実は歩いていける場所に住んでいるということで、住民説明会に参加してきました。

今回の主なテーマは、感染研で50万円以上の備品1153点の所在が不明だと公表された件についてでした。安全キャビネットなども、どう処分されたか、わからないものがあるそうです。備品というのは10万円以上だと思っていたので、50万円以上でそういう状況とは驚きました。額にして、約24億円分です。

動物が直接関係する問題ではありませんが、「実験動物はきちんと管理されているのかという疑問につながる」とおっしゃっている方がいて、まったくそのとおりだと思いました。

時間切れとなってしまったので質問はできませんでしたが、実は入館するときに、ゆうぱっくと思しき伝票のついた小さなジェラルミンケース2個と何か荷物を、配達の人が置きざりにしたまま、受付のほうに行ってしまいました。ああいう状態では、持ち去ろうと思えば持ちされるのではないでしょうか。

ゆうぱっくが運ぶ病原体は限られているのですが、金属ケースに入れた状態でないと運ばないので、逆にジェラルミンケースを見ると「病原体かなあ」と思ってしまいます。

その話はサルのシンポジウムで聞いてきたので、また追ってご報告します。

国立感染症研究所

国立感染症研究所第2回住民説明会

住民説明会第1回目は、報告集が冊子にまとめられていて、実験動物のことも少し出てきます。

バイオセーフティ 国立感染症研究所と住民との対話
ストップ・ザ・バイオハザード国立感染研の安全性を考える会 (編集)

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