Twitterでつぶやいただけでブログに掲載をしていませんでしたが、理研に7月15日付けで抗議書を送りました。大変遅くなってしまったのですが、現在も続けられている理研の再現実験の中止を求めました。
小保方さんの参加についても、動物実験に関する手続きが失念されていたことについて処分も何も行われていないまま実験に参加させることはおかしく、参加させないよう求めました。
理研からは回答するという返事があっただけです。全文は下記のページに掲載しました。
また、本日、英語版も公開しました。
(何やら英語サイトのほうが立派になってしまいましたが、サイト自体はあまり記事はありません。英語をお手伝いしてくださるボランティアの方を募集します!)
これまでのSTAP問題に関するページには、以下のページから飛ぶことができるようにしました。
トップにバナーも張っています。
ちなみに、抗議書を提出する前、7月1日付けで、追加で開示請求していた資料のうち一部と、理研が当初の開示請求の際に開示漏れだったとする資料について、開示がありました。
ちなみに、検証実験の予算は1300万円、うち800万円が人件費(テクニシャン2名採用)、残り500万円がいわゆる研究費です。開示された資料を見ると、すでにマウスを52万2072円で購入しています。
また、小保方研の今年度の予算は凍結されているそうですが、昨年度の物品購入一覧については上記の通りです。ただし、これはマウスの購入記録を追うために若山研と小保方研の購入記録の開示請求を行ったものなので、物品購入以外の予算は記載されていません。実験動物室の使用料などについては、「サーバー管理者日誌」さんがお持ちの「経費の支出に関する全ての資料」をご参照ください。
また、その後、小保方さんの博士論文について、早稲田大学の調査結果が公開されました。下書きだったという解釈が本当になされていたことや、博士号に値しないと言いながら取り消しは妥当ではないとする結論などが批判を浴びているのは周知のとおりです。
早稲田大学調査委の報告書には、小保方さんは理研に行く前から若山さんと共同研究をしており、その際若山さんが成体マウスを神戸から小保方さんのところへ「発送した」と証言していることなどが書かれていました。しかし、そのマウスがキメラだったと言ったのは小保方さんであり、若山さんが確認したわけではないといったことが、博士論文の時代からあったように見受けられます。
「先進理工学研究科における博士学位論文に関する調査委員会」調査報告について
早稲田大学
2014/07/17
2014年3月31日に設置した「大学院先進理工学研究科における博士学位論文に関する調査委員会」による調査報告書が7月17日、早稲田大学総長 鎌田薫に提出されましたので、以下の通り公表いたします。
早稲田大学総長 鎌田薫コメント
本学は、3月31日に設置した「先進理工学研究科における博士学位論文に関する調査委員会」(以下、委員会)より、本日、調査報告書をご提出いただきました。
報告書の内容につきましてはこれから早急に精読した上で、委員会の報告結果を十分に尊重しながら、本学としての対応を決定してまいりたいと存じます。
小林調査委員会委員長はじめ委員の皆様には、本委員をお引き受けいただきましたこと、また三箇月を超える長期間に及んだ調査に真摯にご対応いただきましたことを、深く感謝申し上げます。
早稲田大学総長
鎌田 薫
以上