秋田市大森山動物園のサイトに、「なかよしタイムとふれあい教室でのウサギとモルモットのふれあいは当面の間お休みします」との表示が9月13日から出ていました。
動物の健康管理のためと書かれていたので、病気が出たのかな?と思い電話して聞いてみたのですが、そのときはまだ検査結果が出ていないとのことで、何を調べているのかもあまりはっきり教えてもらえませんでした。
その後、園長さんが環境省の検討会の委員として東京にいらしていたので直接聞いてみたところ、理由は外部寄生虫(ダニ)とのことでした。
ふれあいをやっているとどうしても出るとのこと。人に被害がある可能性があるので、ときどき中止して対応しているようです。確かに動物園のような環境でダニを動物に寄せ付けないのは無理でしょうし、個体管理できない場合が多いでしょうから、一斉に休むことになるかと思います。
えー、あの可愛いウサギやモルモットにダニ!?と思われるかもしれないですが、こうやって休むのは、まだ良心的なのかもしれません。むしろほかの園では起きないのか、起きた場合にどうしているのか、不思議かもしれません。
ふれあいでは、細かいフケが出ていたり、脱毛部があったり、ましてカサブタが見えるような動物は触らずにいるべきかと思いますが、SNSなどを見ていると、ときどき「え?」と思う写真などもあります。
某めっちゃさわらせている動物園も鳥類にダニの疑いありと獣医の先生がおっしゃっていましたが(8月時点)、ほかにも有名動物園でハゲ・カサブタの見えるモルモットがふれあいにつかわれている様子がインスタグラムにアップされていたり……。ダニに限らず、状態の怪しい動物たちが使われています。
健康状態が万全ではない動物にストレスをかけてほしくないのもありますが、お子さんたちの健康のためにも、親御さんたちはよく考えたほうがいいのでは?とも思います。
ちなみに、秋田市大森山動物園のふれあいは9月26日から再開されていました。