犬吠埼マリンパークのイルカのハニーは、3月29日に死亡していました

とても悲しいお知らせがあります。

犬吠埼マリンパークのイルカのハニーは、2020年3月29日に死亡していたと、4月3日、マリンパークから公表がありました。

この日の昼頃、実は、千葉県庁に電話をしていました。これまで、そのように言われたことは一度もなかったのに、千葉県の職員は「近日中に犬吠埼マリンパークから公表がある」としか言わなくなっていました。

「マリンパークからハニーの動静について公表するべきだろう」という話は一昨年から出ていたことはありましたが、一体いつから、「公表する」という話が出ていたのか。それも、県は言えないとのことでした。

偶然ではありますが、県庁に電話をしたのは、前日(2日)に現地へ行った方々から、ハニーが死んだかもしれないという噂を聞いたという話が伝わってきたからです。(行かれた方のツイートもTwitterでリツイートさせていただきました)

まさか?と思っていましたが、あまり時間を置かずに、新聞社の方から、マリンパークがリリースを出したことを聞きました。そこには、ハニーが死亡したことが書かれていた。

閉塞性腸炎。それって餌の問題? それともやはりストレスなのか。

ショックで何を言っていいのかわかりませんでした。

ちょうど2年前の3月、私たちが現地で廃業後のハニーを初めて見たときには、正直、あと少しで死ぬかもしれないと感じました。そのことを思えば、背中の傷も癒え、長く生きたのでしょうか。

でもそれからたった2年です。ハニーは、独りぼっちで、あまりに悲しい環境に長くいました。海と切り離されて。

プールの水位が下げられていたことも知り、1カ月ほど前に、再度告発状を受理してもらえないか、警察に相談もしていました。このころ、保健所に確認してくださった方がいて、「ハニーは元気で、変わったところはない」「2月27日にポンプの確認作業のため、取水が減って水位が下がったが、僅かなので支障はないと思う」「ハニーを中国に売るかどうかは、不明。聞いていない。」等、聞いていました。

犬吠埼マリンパークは建物外壁の道路側を青に塗り替え済みであり、4月に再オープンという話だったが、その動きはないようだという話も別のところから聞いていました。なぜか裏側はピンクのままで、全てを塗り替えないのは費用面が理由であれば再開しても経営にも不安が残るのではと感じていたところでした。(なぜ塗り残しがあるのか、理由はわかりません)

ハニーは悲しい結末になってしまいましたが、廃業によって行き場を失ったり、ショーや触れ合いに向かないために不適切な環境で飼育されているイルカたちをどうするかということは、水族館業界全体の問題です。

このようなことが二度と起こらないよう、どうかイルカショーに行くのは止めてほしい。そして業界に対しては引退イルカの海洋サンクチュアリを求めてほしい。

海洋サンクチュアリは、見学や教育コースがあってもいいと思います。「海にいるイルカを見たい」「イルカを海にもどしてほしい」どうかそう言ってほしい。

日本が変わらなければ、ハニーが生きた証が残りません。

しかし、ハニーがひっそりと息を引き取っていた一方で、新しい水族館ができ、メディアが取り上げています。

こんなに悲しいことはありません。

2018年に立ち上げた、アクション呼びかけについては、終了とさせていただきます。

ご協力をくださいました皆様、関心をお寄せくださいました皆様、とりのこされたハニーを報道してくださったメディアの皆様、全ての皆様に深く御礼を申し上げます。

今呼び掛けたいことは、再開した犬吠埼マリンパークはもちろん、日本のどこの水族館にも行かないでくださいということです。イルカショーやイルカ触れ合いにお金を落とす人がたくさんいる限り、このような不幸な「イルカの消費」は続きます。

今後も、日本でのイルカ展示の廃止と、
イルカたちのサンクチュアリへの引退を目指して活動してまいります。

※注:保健所の新型コロナウイルス対応が全職員体制になっているそうで、まだ担当者と直接話すことができていません。追ってわかったことなどはブログにてご報告させていただきます。最後の立入りは、3月18日だったとのことです。

4月2日、既に主を失っていたマリンパークのプール

主がいなくなった犬吠埼マリンパークのプール。水位が下げられています。
飼育員は、底の方に潜っているんじゃないですかねみたいなことを言ったそうです。
死んでいるのに。

ペンギンは10数匹は目視で確認できているそうです。

アニマルライツセンターさんの報告はこちらです。

Photo:アニマルライツセンター提供

追記

4月4日:
アニマルライツセンターさんの報告にリンクをはりました。

4月14日:
保健所に改めて確認したことについて、こちらに掲載しました。端的に言うと、最近の説明は嘘でした。

参考

犬吠埼マリンパークのこれまでの経緯については、こちらのページからたどれるようにしてあります。

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