stap細胞 動物愛護の観点から

STAP細胞問題 質問書に関する経緯

論文不正が取りざたされていたため、STAP研究に関し理化学研究所に情報公開請求を行ったところ、動物実験計画書の承認時期が小保方晴子氏の主張している期間とずれていることが判明。2回の質問書と1回の抗議・要望書を出しました。経緯は以下の通りです。それぞれの詳細は、リンク先のページをごらんください。

2014年(平成26年)

2月18日 STAP細胞に関する動物実験計画書等の情報開示請求手続き開始
4月30日付け 資料の開示あり

開示されたSTAP細胞関連の計画書:
(※当初、理研がSTAP細胞に関係する実験計画書として挙げたのは、この2点のみ)

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5月9日 理研に質問書を送付

問題点(1)
 小保方氏が理研で研究するようになった2011年4月から10月までの間の実験計画書がない
問題点(2)
 若山氏が理研を去った後、小保方氏の新たな計画書が出されるまでの約8か月間の実験計画書がない
問題点(3)
 計画書に書かれた苦痛度が低い

など

詳細ページ:

関連記事:

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6月6日付け 理研から回答
6月13日 再質問書を送付

問題点(1)について 計画書がない時期について説明がなく、スルー
⇒違反で間違いないか?
問題点(2)について 笹井氏が小保方氏の実験従事者としての追加を失念していた
⇒いつ発覚? 過去の違反の修正届が許されるのはおかしいのではないか?
問題点(3)について 事務上のミス ⇒ 修正されたという証拠は?

詳細ページ:

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6月26日付け 再質問書に回答あり

問題点(1)について
 やはり2011年に別の研究目的の計画書があった、その計画書で許される(!)
問題点(2)について
 笹井氏が小保方氏の実験従事者としての追加を失念していたことは、論文不正の疑義が浮上してから発覚。これから開催される動物実験委員会で過去の計画書への従事者の追加について審査する。そのようなことはゆるされないという私たちの異議申し立てについては、審査の場で共有する。
問題点(3)について
 情報開示されるまで待ってほしい。

詳細ページ:

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7月1日付け 追加の情報開示のうち一部が開示
7月15日 理研に対し抗議書を送付

関連記事:
さくらフィナンシャルニュースが取り上げてくださいました。

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11月12日 文部科学省が動物実験基本指針の説明会を開催

理研はこの説明会に出席するよう文部科学省から指示を受けており、神戸地区の安全管理室等から出席。「研究機関等における動物実験等の実施に関する基本指針」を遵守するよう指導を受けた。

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12月19日 STAP検証実験終了を受け、再抗議・要望

STAP細胞の再現は、全くできませんでした。

小保方ユニットのマウスがどうなったか、理研に確認をしました。

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12月26日 最終的な調査報告の公表

STAP細胞の正体がES細胞であることが強く示唆される内容で、新たに捏造が2か所認定されました。データが存在しない図表も多く、STAP細胞論文の根拠は崩れました。

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2015年(平成27年)

最終的な疑問点について理研に質問していましたが、2015年2月4日に回答がありました

小保方氏が動物実験従事者に登録されていない期間があったこと等について理研神戸の動物実験委員会は不適切という評価を下していたことが判明。既に平成25年度の理研の「動物実験実施状況等に係る自己点検・評価」に掲載されていました。

理研サイトより:

関連記事:
読売新聞が動物実験計画書の提出なしに実験が行われていたことについて報じてくれました。

  • 申請せずマウス実験、小保方氏参加も無届け(既にリンク切れ 読売新聞 2月11日)

 

■ 実験計画書の内容について

動物実験委員会から、承認前にこんな指摘を受けていました。開示請求資料から掲載。

その他、関連記事です。

「STAP研究への疑問2」として、テラトーマ実験に使ったと論文に書かれている系統のマウスの購入履歴がないことについて掲載しようと思いつつ、できないままになっています。ほかの免疫不全マウスの購入履歴はありますが週齢が論文記載と異なっており、週齢と実験期間の数字が逆である可能性が指摘されています。また、もしそのマウスを使っていたとして、実験を開始した記録と同じ日に納品されていますから、マウスの馴化期間を全く置かずに実験していたことになり、今度は動物福祉上の疑問を感じます。


<参考>