小保方氏実験終了~理研CDBの動物実験施設について

stap細胞 動物愛護の観点から

昨日、11月30日、小保方晴子氏の検証実験が予定通り先月末で終了したことを理研が明らかにしたと毎日新聞が報じています。

結果はこれからとりまとめて公表とのことですが、理研は、小保方氏が参加する検証計画の進め方について以下のように公表文書で書いていますから、実験が終了したということは、STAPは最初の段階で不成功と見てよいのではないかと思います。(そもそも全体が不正なので、あえて言う必要もないのかもしれませんが)

「本年11月まで経過しても準備的段階に留まった場合、あるいは小保方RULがOct4-GFP陽性細胞の出現を実証できない場合には、その旨公表し、小保方RUL参加の検証実験をその時点で終了する。」
小保方研究ユニットリーダーが参加する「STAP現象の検証計画」の進め方

* * *

ところで、先月21日、STAP事件の舞台となった理化学研究所 発生・再生科学総合研究センター(理研CDB)が改組され、新たに多細胞システム形成研究センター(略称同じ)になりました。

神戸市に確認したところ、動物実験施設の届出(※以下参照)に関しては、変更で手続きがされたとのことです。

どのような変更があったのかはこれから確認する予定ですが、発生・再生科学総合研究センターであったころの動物実験施設がどのようなものであったか、概略を掲載しました。大変遅ればせながらですが、関心のある方はご覧ください。(写真は、開示資料からのスキャンなので画質が悪いです。ご了承ください)

※兵庫県には、日本の自治体で唯一、実験動物を飼育する施設に関しても届出制があり、動物が飼育されている場所を各機関で把握するということが早くから行われていました。最近は改善されてきていますが、大学など大きな組織では、各々の研究室が勝手に動物を飼育して、動物の飼育施設がどこにあるのか誰も把握していないというのは普通のことでした。理研の開示資料も、この届出に関する資料でした。

条例の内容は、抜粋をご参照ください。

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