皆様、あけましておめでとうございます。旧年中は、多くの皆様からのご協力・ご声援を誠にありがとうございました。
PEACEを立ち上げたのはついこの間のような気がしていますが、気が付くと既に昨年11月から7年目に突入しています。
今年は動物愛護法改正の年でもあり、また年越しになっているイルカのハニーのことや堀井動物園裁判のことなども含め、良い結果を出す年にしたいと思います。
動物実験については、3月にイベントを考えています。しばらくしましたらボランティア募集なども呼びかけますので、ご協力をよろしくお願いいたします。あまり手を付けられてこなかったビーガン~ベジタリアン普及についても今年スタートを切りたいなあと思っています。
ほか、まだまだ至らぬ会ですが、本年もご支援・ご協力のほど宜しくお願いいたします。
イノシシの子を撮影に使う企業にNO!の声を届けよう!
ところで新年早々ですが、各戸に年賀状と一緒に配布されたこの紙、ご覧になりましたか?
幼いイノシシの子、ウリ坊が写ってます。エエッ、本物?まさか生きてる?と思い、日本郵便に問い合わせたところ、「動物プロダクションから借りた、獣医師もついて撮影した」との回答でした。ウリ坊がプロダクションに行った由来や、どこの動物プロダクションかは教えてもらえませんでした。今後どうなるのかについても、日本郵便の感知するところではないと言われてしまいました。
イノブタは別としてイノシシの飼育下繁殖は難しいはずで、狩猟で親を殺された秋生まれの子の可能性もあります。さすがに鳥獣保護法は守っていると信じたいですが、いずれにしても、このウリ坊が、こんなに幼いのに撮影時点で既に母親から引き離されていることだけは確実です。
そもそも今後どうなるか責任を持てない野生動物の子を都合よく営利目的で利用するのは企業モラルとしてどうなのでしょうか。こういう動物レンタルに金を出す企業があるので、動物プロダクションはできるだけ金になる動物を手に入れようとし、日ごろの飼育には金をかけません。イノシシの子などは、明らかに年末年始の需要を見込んで手に入れたに違いありません。
また日本郵便の宣伝は年賀状と共に全国の家庭に配布されており、動物をめぐる問題を見て見ぬふりする国民性をつくることに貢献していると思います。
ちなみに、富士フィルムの宣伝にもウリ坊が使われ、こちらは横浜のインナーシティズー ノアのイノシシが使われました。富士フィルムは、大きくなったらふれあい動物園に譲られると回答しているそうです。体が大きく扱いづらいイノシシを引き受けるふれあい動物園がそうそうあると思えませんが一体どこに行くのでしょうか。土もない環境で劣悪飼育などは御免こうむりたいですし、豚コレラがなかなか制圧できていない今、受け入れ先はさらに限られるはずです。最終的に肉になる可能性もあるのではないでしょうか。
既にフジカラーの年賀状サイトからは削除されていますが、YouTubeに撮影風景が残っています。
新年早々ですが、生きた動物を使う必要はない、止めてほしいと、ぜひご意見をお送りください。
・野生動物を使うのはおかしい
・こんな幼い子を撮影に使うなんて
・新年早々不愉快な思いをした
等々、よろしくお願いいたします。
✉日本郵便メールフォーム
https://www.post.japanpost.jp/question/contact_us/inquiry.html
✉富士フィルムメールフォーム
https://www.fujifilm.com/jp/ja/contact