3月25日、民主党の「動物の福祉を推進する議員連盟」(会長:谷博之参議院議員、事務局長:山根隆治参議院議員)の勉強会を傍聴させていただきました。
テーマは改正動物愛護法についてで、施行までの整備状況などについて、環境省からのヒアリングでした。改正法は議員立法で成立しましたが、細かいルールをつくりあげていくのは環境省です。「改正したら終わり」ではなく、立法の意図がしっかりと反映されるよう、フォローを行って下さるのは大変ありがたいことだと思いました。改正法案の提出者である生方幸夫議員も出席されていて、重要かつ詳細な指摘をされていました。
議題には、インターネット販売禁止についてどのように周知徹底を図るか、8週齢問題についての知見の収集はどうなっているか、また、既に施行されている犬と猫の夜間展示禁止の遵守状況はどうか、実験動物の取り扱いについては今後どのような取り組みをするか、などが挙げられており、質疑応答では、殺処分方法の問題や、引取り拒否が動物の不幸につながらないようにといった話題も出て、踏み込んだ内容になっていたと思います。