動物実験に使われるサルたちの国際取引に際し、エールフランス航空の国際便が使われていることが、長年アニマルライツ運動のターゲットとなってきました。動物実験反対運動の動向として、最もホットな課題とシンクタンクに分析されたこともありました。
これについて、6月30日、PETAから嬉しいニュースが飛び込んできました!
エールフランス航空が、研究所へのサルの輸送を廃止すると発表したそうです!
Air France will hold an important shareholders’ meeting this…
空輸されるサルたちは、小さな木箱に詰め込まれ、貨物室で暗くて恐ろしい旅に耐えてきました。到着すると、実験動物として扱われ、苦しい実験に使われることになります。
PEACEでは2015年に、日本発着便での実験用サルの輸送はないとの回答をエールフランスから得ていましたが、同社は、アジア・アフリカからアメリカ・ヨーロッパへ、実験用のサルを運び続けていました。
2022年6月、エールフランス航空は実験用サルの輸送中止を公表しました。詳しくはこちらをご覧ください。下記の記事は2015年に公表したままの状態で掲載しています。JALの実験用霊長類輸送中止を受けて、現在も霊長類の輸送を継続して[…]
エールフランスが、世界中の多くの航空会社と同様に、サルへの虐待を止めてくれたことを心から歓迎します。
エジプト航空へのアクション ※終了しました
呼びかけ文は、そのまま下記に残します。
しかし残念ながら、現在、まだエジプト航空がアメリカに実験用のサルを輸送しており、PETAがアクションを呼びかけています。今年の3月以降、ニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港に5000匹ものサルを持ち込んだとされています。
下記のページから、氏名とメールアドレスを入れることで、エジプト航空へのアクションをとることができます。
ご協力をありがとうございました。
サルを運ばないでください
研究所や実験動物販売会社へのサルの輸送を見直すよう、貴社に強く要請したく、メールいたします。世界中のほぼすべての大手航空会社が、この感受性の強い動物を研究所に運ぶことを拒絶しています。研究機関では、サルは傷つけられ、毒を与えられ、食べ物や水を奪われ、拘束具で無理やり固定され、痛みを伴う致命的な病気に感染させられ、精神的に苦しめられ、そして、殺されるのです。
さらに、これらのサルは、飛行機の貨物室やトラックの荷台での長く過酷な輸送のストレスに苦しんでいます。また、従業員も含む、人々の健康や安全を脅かす病原体を運ぶ可能性もあります。エジプト航空は、この危険で倫理的に非難されるべき行為に、いかなる形であれ、関与すべきではありません。
この重要な問題に関心を寄せてくださり、ありがとうございます。
EGYPTAIR agreed to stop shipping monkeys to laboratories aft…
関連アクション
昨日、エジプト航空が実験用霊長類の輸送を中止したと報じられました!実験用のサルを輸送していたエジプト航空に対し中止を求めるアクションへの協力をお願いしていましたが、ご協力くださった皆さま、本当にありがとうございました。世論が航空会社[…]