
酪農学園大学が、獣医学教育で実習で使われていた犬を一般家庭に譲渡したことをリリースしました。公式には初めてのことだそうです。(既にリンク切れ)

5月18日(金)、酪農学園大学本館で実習犬の譲渡式が行なわれました。
通常実習に使用された犬は、老齢や病気でその役目を終えますと、治療を受けた上で死亡するか老齢犬研究に用いられることがほとんどでした。今回は心 優しい学生と多くの先生方のご協力とご理解を得て譲渡の運びとなりました。実習犬譲渡は、本学で初めてのことです。学長・学類長立会いのもとで譲渡式が行 なわれ、式典の最後には記念撮影も行なわれました。多くの笑顔に囲まれて、実習犬だった「しょうゆ」(愛称)の伴侶動物としての後半生がはじまりました。 数多くの獣医師誕生に貢献し、もうすぐ10歳になる「しょうゆ」が、余生を温かい家庭で心安らかに過ごしてくれることが、送り出した私たちの願いです。
現在、すでに酪農学園大では生きた犬を使う解剖実習や外科実習は行っておらず、検査や採血の練習などに使われた実習犬とのこと。通常は、病気になったり亡くなったりするまで実習に使うそうですが、このビーグル犬の「しょうゆ」は、学生さんの希望もあり、譲渡になりました。
そのことを大学が正式に公表するのも、なかなかすごいことです。
日本の獣医系大学では参加型臨床実習も始まり、実際の患畜の診察や手術から学ぶ方向に舵を切りつつありますが、実験動物についても少し意識が変わり始めていることを感じます。
しょうゆちゃん、幸せになってね。
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