昨年のエシカル消費と動物シンポジウムや、動物愛護法改正署名などで連携している認定NPO法人アニマルライツセンターさんが「TOKYO OLYMPIC CRUELTYキャンペーン」を展開しており、PEACEも賛同団体になりました。
2020年の東京オリンピック・パラリンピックが動物を苦しめる大会になってしまうからです。
今採用されている方針のままでは、選手村や会場で提供される食事で使われる畜産物「調達基準」の動物福祉のレベルが、過去の大会と比べて大きく低下します。
例えば、卵の基準は
◎ ロンドンオリンピック=放し飼い以上の卵(放し飼い・オーガニック)
◯ リオオリンピック=ケージ飼育ではない卵(平飼い・放し飼い等)
× 東京オリンピック=飼育方法の規定なし=バタリーケージ飼育の卵もOK
です。日本の意識は、前回のリオ大会よりも低いんです!
先日、アニマルウェルフェアが基準に明記されたという報道もありましたが、実は中身が全然違います。日本は、最低限の福祉が担保されていないような畜産物についても、ウェルフェアという言葉を使おうとしています。このようなことが定着してしまったら、日本の畜産物、引いては畜産動物たちに明るい未来はありません。
「TOKYO OLYMPIC CRUELTYキャンペーン」では署名も集めていますので、ぜひご協力ください。既に14日に東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会には提出されたそうですが、日本オリンピック委員会や小池百合子東京都知事などにも提出していくとのことです。
どうぞよろしくお願いいたします!
詳細は、署名「東京オリンピック・パラリンピックでアニマルウェルフェア(動物福祉)のレベルを下げないで!」のページをご覧ください。
拡散用ショートURL:https://goo.gl/ai8Fjs
2018.8.3追記:オリンピックメダリストが歎願するレガシー・フォー・アニマルズのキャンペーンにも賛同しました。