今年のゴールデンウィークも住宅展示場は表示義務違反の動物ふれあい広告(チラシ及びウェブサイト)が花盛りでした。
これはもう個別に指摘するといったレベルではなく、次回の法改正で業者を呼んでイベントを開催する主催者にも罰則を課すようにしなければいけないレベルかとは思いますが、その中に何と、東京都都市整備局と独立行政法人住宅金融支援機構の後援がついているものがありました。東京都新宿住宅展示場です。
▼しかもミーアキャットに触わらせるとは非常識もいいところ?
これはさすがに問題なのでは?と思い、法令を守れないような事業者のイベントに後援につかないでほしいと意見を送ったところ、下記の回答があり、ウェブサイトについては修正がなされました。
住宅金融支援機構からの回答
この度はご意見箱にご連絡いただきありがとうございます。
お送りいただきました情報につきましては、企画・運営会社の担当者へ連絡し、
事実確認、及び今後の対応について検討依頼を行い、ホームページのイベント案
内について、動物取扱業の登録番号等、法令に従って掲載する旨回答いただきま
したので、ご確認願います。
貴重なご意見をありがとうございました。
▼修正前のウェブサイト
住宅展示場は、動物をオモチャのように触らせるだけの客寄せ動物ふれあいイベント自体を止めるべきだと思います。
■余談:「表記を小さくていいので入れてください」
業の表記については、上記の件とは別に、とある地方の住宅展示場の表示で面白いものを見つけてしまいました。
「※告知の場合、下記表記を小さくていいので入れてください。」というデザイン指示の文言が残ったまま画像化され、アップされています(苦笑)。
食品表示のように文字の大きさまで決まっていないので別に小さくてもいいですが、印刷物では業の表記の文字が余りに小さく読めないレベルになっていることがあるので、このような指示が残っているのは苦笑してしまいました。