これまで大改正がまったく行われてこず、長年市民団体から「不十分」と指摘され続けてきた「種の保存法(正式名称:絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律)」ですが、改正への動きが見えてきました。
昨年から2つの点検会議で議論はされていたのですが、開催回数も少なく、とりまとめはあったものの、どうなるのだろう……と思っていました。
しかし、動くとなるといきなり駆け足で(?)、先週の環境省の野生生物部会では、諮問文書と答申パブコメ案が同時に出てきたので驚いていたところです。今週末から、もう審議会答申案のパブコメが始まるとのことです。
対象は、平成24年12月13日中央環境審議会野生生物部会の、資料2-2「絶滅のおそれのある野生生物の保全につき今後講ずべき措置について(答申パブコメ案) 」です。
希少野生動物の国内流通管理について構ずべき必要な措置が入っているので、ぜひ飼育動物の問題に関心のある皆さんにも関心を持ってほしいと思います。