<まとめ>館山市城山公園のニホンザルについて

ニホンザル正面

館山市城山公園に2頭のニホンザル(母と娘)が別々に単独飼育され、老朽化した劣悪な環境に置かれていた問題がありました。ニホンザルは特定動物に指定されている動物にもかかわらず、檻は義務である二重扉構造でもありませんでした。

先に母猿(ラン)に新しい檻がつくられ、老朽化した古い小さな檻が撤去されました。広くなり、毛づやもよくなったと市の職員も喜んでいました。首輪も外されました。

娘猿(ジョー)については、当初改善予定なしとされていましたが、その後、新しい施設がつくられています。(2022年9月完成予定)

この件についての経緯は、以下の通りです。

過去記事(時系列順)

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館山市城山公園 ニホンザル
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檻とサル
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その後

ランちゃん移転後に現地を見てきてくださった方のお話(2022年6月)

  • ランちゃんは移転済みで、表情のなかったランちゃんが良く動き表情が変わったと担当の方も言っていた。
  • 土に草や木が植えてあり、ウッドデッキもしつらえてもらえてよかった。
  • もう一匹のジョーちゃんも移転準備の施工中とのこと。今はジョーちゃんは声をかけても無表情。
  • 改善のいきさつは館山市の方針で公園整備の計画があり、城山公園は民間の塚原緑化研究所に委託された。そのスタッフらが視察に行ったところ、公園の環境を良くするにはまずサルの環境を良くすることが優先という考えをしてくれたようだ。
  • 塚原チームと市関係者の話し合いの際、市民の声に城山公園のサルの飼育環境の改善を求める要望が多かったことを市側も取り上げ、サルたちの環境改善の企画がすんなり通ったとのことだった。

サルのことを考えて動いてくださる方々がおり、大変うれしく思いました。市民の声もちゃんと届いていました! 山の中のように広い場所というわけにはいきませんが、歩き回れないほどの狭い檻からは改善されました。首輪が外され、サルの状態が改善されていることもうれしいです。

声をあげてくださった皆さま、大変ありがとうございました。

ランちゃんの檻があった場所
ランちゃんの檻があった場所。檻はすでになくなっている。
移った後のランちゃん
移った後のランちゃん
ランちゃん
新しい場所に移ったランちゃん
ジョーのための場所
ジョーを新たに移す予定の場所
ジョーちゃん
ジョーちゃん
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