4/17開催 生命倫理サロン「動物を犠牲にしない道は開けるか?」

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東京財団で行われている「生命倫理サロン」の次回に招かれ、PEACEより1名登壇いたします。EUの化粧品の動物実験禁止や、それに伴う国内企業の動きなどを受け、動物実験の倫理問題に光を当てていただきました。平日ですが、ご関心のある方、ぜひご参加ください。

生命倫理サロン第15回
『動物を犠牲にしない道は開けるか? 化粧品と再生医療の動物実験から考える』

⇒ 開催日時
:2013年4月17日(水)18:00-20:00

⇒ 開催場所
: 東京財団A会議室

⇒ 聞き手: ぬで島次郎(東京財団研究員)

⇒ お申込み:seimei-rinri@tkfd.or.jp あてに、お名前・ご所属をメールでご連絡ください。

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【閑話休題】

まだ当日お話しする内容などは詰めていない段階ですが、テーマに関係する最近の意識調査をいくつかご紹介します。

◆化粧品の動物実験に関する意識調査(日本)

こちらの調査には、設問作成などの部分で、PEACEも協力をさせていただきました。調査自体は、民間の調査会社に委託をした中立公平なものです。
株式会社ラッシュジャパン:化粧品のための動物実験に関する意識調査を実施 動物実験が必要な成分を化粧品に使わないで欲しいと考えている人は88.8%

◆化粧品の動物実験に関する意識調査(国際比較)

上記の意識調査に一緒に協力をしました国際団体・HSI(Humane Society International)は、世界各国でも同様の意識調査を行っています。英文ですが、比較記事が掲載されていますので、こちらもぜひごらんください。
Global Polls Reveal Consumers Worldwide Want an End to Animal Testing for Cosmetics

◆再生医療研究における動物の利用をめぐる市民と研究者の意識調査

東京大学医科学研究所の武藤香織准教授が行われた意識調査です。

臓器作製「許されない」45% iPS細胞使い動物体内で
共同通信 2012/12/06

背景:
現在、動物性集合胚(動物の胚にヒトの細胞を入れたもの)をつくることまでは認められていますが、それを動物に着床させ、ヒトの要素をもった動物の胎児をつくったり、出産させたりすることは実質的に禁じられています。現在、それを解禁としてよいかどうかの検討が国で進められています。

生命倫理専門調査会(第70回)で公開された資料を入手したところ、人間の臓器を有する動物作成に自分の細胞を利用することに対しては、55.6%の人が「許されない」としていました。この点については、「私/私の子どもの要素をもつ動物と関連付ける語りの例」があげられており、自分の細胞をもつ豚が殺されるのは、自分の子どもが殺されるのと同じだと感じる一群の人たちがいることが示されており、興味深いと感じています。

アクションをお願いします

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