10月4日は世界動物の日 動物たちのために発信しよう

アメリカ:2022年化粧品規制近代化法(MOCRA)で動物実験の段階的廃止という議会の意思が示される

アメリカでは現在、10州で動物実験された化粧品の販売の禁止をする州法が定められていますが、現在でも連邦法は実現していません。

しかし昨年、 2022年化粧品規制近代化法(MOCRA)を含む2023年統合法が議会を通過し、12月29日、バイデン大統領の署名により成立しました。

残念ながら化粧品開発のための動物実験を禁止することは実現していませんが、このなかで以下のような一文が盛り込まれました。

第3507条 動物実験に対する議会の意思
化粧品の安全性試験のために動物実験を使用すべきではなく、適切な許容範囲を除いて段階的に廃止すべきであるというのが議会の意思である。
議会の意見がこのように示されても禁止が実現してないところに壁も感じますが、州法での禁止も着実に進んでいますし、連邦法の動きにも期待したいです。
日本の規制の考え方はアメリカ追従型なので、アメリカの動きは重要です。

参考ページ

化粧品の動物実験を禁止する国の一覧のページに上記の情報を追記しました。

関連記事

2021年2月13日公開2025年8月4日最終更新世界45カ国に広がる法的禁止化粧品の動物実験を禁止している国の一覧について化粧品の動物実験禁止は、今まさに世界中で状況が動いています。できる限りリアルタイムで更新しま[…]

アクションをお願いします

署名にご協力ください文部科学省に動物実験用のニホンザルの繁殖・供給プログラムを廃止するよう意見を送ろう![sitecard subtitle=関連記事 url=https://animals-peace.net/action/s[…]

活動分野別コンテンツ

活動報告ブログ

最新情報をチェックしよう!
NO IMAGE

動物の搾取のない世界を目指して

PEACEの活動は、皆さまからのご寄付・年会費に支えられています。
安定した活動を継続するために、活動の趣旨にご賛同くださる皆さまからのご支援をお待ちしております。

CTR IMG
Social media & sharing icons powered by UltimatelySocial