11月23日(木)~25日(土)まで、今年も動物実験代替法学会が開催されます。
今回は第30回という節目の大会であり、前学会長でもあるJaCVAM事務局長の小島肇先生が大会長をつとめます。そして、なんと! 今年は市民公開講座に企画段階から市民団体が関わることができました。社会との対話を掲げる代替法学会においても、画期的なことです。
PEACEも、JAVA(動物実験の廃止を求める会)の亀倉さんと一緒に企画立案から関わってきました。当日は、亀倉さんは司会、PEACE代表の東はパネラーとして登壇します。
テーマも、ずばり「1R<代替>」を前面に出します。
折しも、来年は動物愛護法改正の年。基調講演には、環境省動物愛護管理室の則久雅司室長にお願いをしました。
またパネルディスカッションでは、「ありがとう実験動物たち」を書かれた児童文学作家の太田京子さんをお迎えし、社会が動物実験をどう見つめているのかということを踏まえつつ、今後日本としてどのように動物実験代替を進めていくのかを考えていきたいと思います。
アカデミアだけでなく、マスメディア、規制、産業振興、そして動物保護の立場から意見を出し合い、ぜひ前向きな討論ができればと思います。
開催地も東京ですので、皆さまぜひお誘いあわせの上、ご参加ください。案内もぜひ拡散をお願いいたします!
日本動物実験代替法学会第30回大会 市民公開講座
日時:2017年11月25日(土)9:30~
会場:大田区産業プラザ(PiO)小展示ホール 2F
地図 https://www.pio-ota.net/access/
教育講演 9:30~10:15
「動物愛護管理法と動物福祉のジレンマ」
則久雅司(環境省自然環境局総務課動物愛護管理室 室長)
パネルディスカッション
動物実験の1R〈代替〉をめざして 10:30~12:30
「実験動物への“かわいそう”の先を見つめて」 太田 京子
(児童文学作家 日本児童文学者協会会員「ありがとう実験動物たち」著者)
森 映子(時事通信社 文化特信部)
大原 拓(厚生労働省 医薬・生活衛生局医薬品審査管理課)
福原 和邦(経済産業省 製造産業局化学物質管理課)
東 さちこ(PEACE: Put an End to Animal Cruelty and Exploitation)
酒井 康行(東京大学大学院工学系研究科)
司会:亀倉 弘美(特定非営利活動法人動物実験の廃止を求める会)
※事前申し込み不要・参加費無料
※印刷されたチラシを配布してくださる方は、こちらから必要枚数をご連絡ください。
日本動物実験代替法学会第30回大会
会 期 2017年11月23日(木)~25日(土)
会 場 大田区産業プラザ(PiO)
大会長 小島 肇(国立医薬品食品衛生研究所)
ウェブサイト:http://jsaae30.umin.jp/