地球上の生命の「6度目の大量絶滅」に突入したと言われる現代。80億人に達した人口と、気候変動、先進国に飽食をもたらす食糧生産システムの問題は深刻で、地球上の哺乳類は重量比で家畜が62%、人間が34%、野生動物はたった4%に過ぎなくなってしまったと言われるようになりました。
大人でさえ絶望的になるこの問題をどうしたらよいのか。若くして環境活動に身を投じる2人を世界各地の環境破壊の現場に連れて回り、課題解決について考えさせるドキュメンタリー映画『ANIMAL ぼくたちと動物のこと』が日本で公開されました。感想はInstagramをご覧ください。
6月1日(土)より渋谷「シアター・イメージフォーラム」ほか全国で順次公開されています。
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なぜ野生動物は姿を消しつつあるのだろうか?そして何よりも、どうすれば絶滅を食い止められるのだろうか?これらの答えを探るべく、2人は世界を巡る旅に出る。まず、古生物学者アンソニー・バルノスキーからは種の絶滅の5つの原因を教わる。それからインドの海岸ではプラスチック汚染について、フランスでは温室効果ガス排出量の約15%を占めている畜産業の実態を、ベルギーでは魚の乱獲問題を、パリでは著名な動物行動学者のジェーン・グドールから動物と人間の関係について学んでいく。また、野生動物に出会うべくケニアの大草原を訪れ、環境大国コスタリカでは現職大統領から自然再生のノウハウを学ぶ。2人は果たしてより良い未来のための解決策を見出せるだろうか?
監督:シリル・ディオン
出演:ベラ・ラック、ヴィプラン・プハネスワラン、ジェーン・グドール 他
撮影:アレクサンドル・レグリーズ 編集:サンディ・ボンパー
プロデューサー:ギヨーム・トゥーレ、セリーヌ・ルー他
原語:英語、フランス語
原題:ANIMAL
配給:ユナイテッドピープル
105分/フランス/2021年/ドキュメンタリー
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