以前にもご紹介しましたが、アメリカの疾病対策センター(CDC)は、5歳未満の子どもとエキゾチックアニマルの接触に警告を発しています。
先日、毎日新聞が報道していましたが、昨年アメリカではペット販売されたハリネズミからのサルモネラ症のアウトブレイクがあり、CDCが公式サイトに載せている小動物の飼い方のページにも、ペットのげっ歯類(マウス、ラット、ハムスター、スナネズミ、モルモットなど)やその他の小型ペット(ハリネズミ、フクロモモンガ、チンチラ、フェレットなど)は、5歳未満の子どもや65歳以上の大人、免疫力の低下した人には勧めない旨が書かれています。
これらの小動物は病原体を持っていることがあり、深刻な下痢や先天性欠損を引き起こすことさえあります。(と脅しています)
キスしたり顔を寄せたりしない、食品を置いているキッチンなどの場所を歩かせない、手を洗う、など一般的な注意のみならず、小さい子どもについて警告を発していることは注目すべきでしょう。
アメリカで起きたハリネズミからのサルモネラ感染について
CDCによれば、2018年10月22日から12月25日までの間にアメリカ8州で2歳から28歳までの11人がサルモネラ症を発症、1人が入院したと報告されています。死亡者はいません。(2019年1月25日現在の情報)
聞き取り調査では、11人中10人がハリネズミとの接触を報告しており、ペットショップやブリーダー、オンラインなどを含むさまざまなところからハリネズミを買っていました。
共通する供給業者は特定されておらず、CDCでは、まだ調査中としています。
以前、「アメリカでペット販売されたハリネズミからサルモネラ感染 CDC『5歳未満に勧めない』」という投稿をしましたが、5月31日にアメリカ疾病予防管理センター(CDC)がアップデートされた情報をリリースし、サルモネラ菌に感染した人がさらに1[…]