神戸須磨シーワールド Kobe Suma orca show KSSW

【終了】緊急署名! フランスの2頭のシャチの日本への輸出許可を出さないでください

神戸須磨シーワルド KSSW Kobe Suma Sea World

2024年11月26日、フランスの大臣が、マリンランドの2頭のシャチたちを日本に輸出することに反対すると公表しました! この成功をもって、署名は終了となっています。皆さま、ご協力をありがとうございました! 詳しくはこちらをご覧ください。
このページには以下の呼び掛け文をそのまま残します。)

フランスのマリンランド・アンティーブに幽閉されている2頭のシャチ、ウィキーとケイジョが日本に送られるのではないかという問題が、急展開です。

ウィキーとケイジョの運命に関する裁判所の決定が予想される12月5日の前に、2頭はフランスを去る可能性が高く、ワシントン条約の輸出許可申請は近日中に行われるというのです! この展開に伴い、緊急でフランスの首相と大臣へ宛て、日本への輸出許可を出さないよう求める署名が立ち上がっています。ぜひ日本からもご協力ください! フランス語の署名ですので、全文翻訳と送信のしかたについて、このページの最下部に掲載しました。

神戸須磨シーワールドの問題点をフランス政府も指摘している!

先日、マリンランドから既に他の動物の搬出が始まっていることをフランスの団体One Voiceが明らかにしましたが、別のフランスの団体Tilikum Spiritのサイトの11月19日付の情報には、来年1月5日までにマリンランドは封鎖するようだと書かれています。

航空写真の比較を見ていただければわかりますが、日本のグランビスタホテル&リゾートが運営する2つの施設、神戸須磨シーワールドと鴨川シーワールドのシャチのプールは、マリンランドに比べ、非常に小さいです。

国際比較 動物福祉 シャチ プールの広さ 鴨川シーワールド 神戸須磨シーワールド
先月、フランス政府の環境・持続可能な開発監査局(IGEDD)は、フランスの2か所の施設で飼育されている鯨類に関する正式な勧告を公表しました。2頭のシャチの移送先については、カナダのノバスコシア州でホーエル・サンクチュアリ・プロジェクトが建設中の、海を利用した保護区域(サンクチュアリ)がベストの選択だと結論付けています。

The Whale Sanctuary Project | Back to Nature

As Marineland Antibes prepares to close its orca exhibit, tw…

その公表文書ではっきりしましたが、神戸須磨シーワールド及び鴨川シーワルドを運営する株式会社グランビスタホテル&リゾートは2023年10月23日、フランスのマリンランドとシャチに関する契約を締結していました。当初シャチは4頭おり、2頭のシャチが寄贈で、残る2頭は繁殖・教育・科学研究目的での貸与となっていました。しかし、特に健康上の懸念のあった2頭は既に死亡しています。

公表されたIGEDDの勧告では、カナダのサンクチュアリに送ることができない場合は、スペイン領カナリア諸島にある動物園、ロロパルケ(ロロパーク)が次の選択肢だとされていますが、もしロロパルケに2頭のシャチを送る場合、マリンランドと神戸須磨シーワールドとの間の契約解除が必要と書かれており、神戸須磨シーワールドと契約解除させてでもロロパルケのほうがよいとフランス政府は考えていることになります。

この勧告文書で、神戸須磨シーワールドの問題点として挙げられているのは、まず第一に施設が小さいことがあります。マリンランドのプールに比べ、神戸須磨シーワールドは表面積で 3 分の1、体積で 5 分の1しかないとのこと。

また、須磨の3つのプールのうち 1つは繁殖を目的としており、繁殖時に他のシャチが残りの2つのプールに閉じ込められる危険性があり、利用可能なスペースがさらに減少するとみられることが懸念事項として挙げられています。

また、神戸須磨シーワールドは飼育下で繁殖させる方針をとっており、生殖能力を示す雌のウィキーの獲得に非常に興味を持っているとありました。したがって、シャチたちの幸福に不可欠な要素である家族単位での飼育の維持は保証されません。ケイジョは、ウィキーの息子です。鴨川シーワールドとの交換や、家族の分離を伴うことになることが問題視されています。

シャチの同等の距離での輸送は過去に行われており、死亡事故は発生していないが、貨物機による長距離輸送(飛行時間 12 時間以上)は間違いなくストレスとなり、動物にとって危険を伴う事実は変わらないということも挙げられています。

そして何より、捕鯨を継続し、欧州と同等の規制がない日本への移送は、一般国民やNGOの受け入れ度が非常に低いと指摘されているのです!

これらのことは動物の福祉の条件悪化につながり、2021 年の立法の精神に反すると述べられています。

2021年の立法とは、イルカショー及び飼育下での繁殖の禁⽌と、鯨類の飼育を2026年12⽉1日以降禁止する法律のことです。これらの禁止は、避難所や保護区での飼育、科学研究目的の場合は免除される可能性がありますが、マリンランドは動物を手放すことを選びました。

動物福祉のためにショーや飼育を禁止するのに、今いる動物たちの福祉が壊滅的に低くなってしまうのは、問題です。どうか日本に送られないように、フランスの団体C’est Assez!の署名にご協力ください! ※終了しました

署名の内容

シャチの日本への差し迫った移送:この狂気を止める時間はまだあります!

宛先

ミシェル・バルニエ首相及び
アニエス・パニエ=リュナシェ エコロジー移行・エネルギー・気候・リスク予防大臣

嘆願書

事態は深刻で、壁に直面しています。マリンランド・アンティーブは、最後の2頭のシャチであるウィキーとケイジョを日本の神戸須磨シーワールドに移送しようとしていますが、そこでは、ステラとランが劣悪な環境で幽閉されています。

日本ではクジラ目の動物は水産資源とみなされており、他の哺乳類に比べて保護の程度はかなり低い。

フランスから譲渡を行うには、ワシントン条約の許可を取得する必要があります。しかし、許可申請が提出された場合、その手続きを停止してシャチ輸出を阻止できるのは大臣の決定のみです。

そして彼らの出発は差し迫っているとみられています。マリンランドは、シャチの運命に関する裁判所の判決が予想される12月5日の前にウィキーとケイジョを譲渡する可能性があります。

首相、大臣、この移送を阻止してください! シャチをこの死のプールに送ったり、この目的地への輸出許可を与えたりしないでください。これは、2021 年に成立した法律の精神に完全に反しています。マリンランドで生まれ、ずっとそこに住んでいたシャチたちに、より良い運命をたどる機会を与えてください。

送信フォームはフランス語ですので、以下を参照の上、送信してください
署名のしかた(日本語)

結果報告

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神戸須磨シーワールド kobe suma sea world KSSW シャチのプール

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