「週刊金曜日」8月24日(1197)号に動物愛護の記事が掲載されます。PEACEも、連携して法改正運動をしているARC、JAVAとともに「動物の飼い方、接し方Q&A」の記事を執筆しました。
週刊金曜日公式サイトより転載
「動物愛護管理法と動物福祉」
今年の通常国会は、動物愛護管理法の改正案の提出が予定されていた。だが、その動きは何もなかった。過密飼育や過剰繁殖などの問題を起こす悪質な繁殖業者の規制や赤ちゃんの犬・猫の販売規制など改正のポイントは多いにもかかわらずだ。背景には、ペットのマイクロチップ装着義務化だけでお茶を濁したい自民党族議員の思惑がある。改正時期を迎え、ブームが続くペットの問題を考える。
先送りされかねない「8週齢規制」と「数値規制」
族議員の抵抗で難航する動物愛護管理法改正
宮尾幹成
ペットと飼い主にメリットなし?
「マイクロチップの装着義務化」は誰のためなのか
本誌取材班
「行政の不作為」で悪質業者が野放しに
相次ぐ動物虐待はなぜなくならないのか
成澤宗男
3月、福井県で発覚した約400匹もの犬猫の大量飼育。これは氷山の一角で、動物飼育業者らによる動物虐待の例は各地で報告されている。同時に行政に業者を指導し、罰するための具体的な基準がない点が問われている。
あなたは大丈夫?
動物の飼い方、接し方Q&A
ペットと言えど、ひとつの命。可愛いからといって、命を預かるという覚悟なく安易に飼うと、動物にとっても人間にとってもよい結果とならない。動物たちの性質や背景を知り、同じ社会に生きるものとして尊重しつつ賢くつきあおう。