PEACE主催・第1回動物法勉強会
「ドイツに学ぶ 憲法と動物保護法」
日時:2014 年 2月15日(土)13:30~15:30(13:15 開場)
講師:浅川千尋 先生(天理大学人間学部教授)
場所:タワーホール船堀 3階307号室
(都営地下鉄新宿線「船堀駅」北口出てすぐ)
http://www.towerhall.jp/4access/access.html
参加費: 500円
2012年、日本では「動物の愛護及び管理に関する法律」(動物愛護法)の3度目の改正が行われ、動物虐待に対する罰則や、犬猫販売にかかわる規制などが強化されました。しかし、実験動物や畜産動物など、人間が産業利用する動物を守るための改正は今回も実現していません。
また最近、動物実験や動物園の関係者から「動物愛護法はペットの法律だから一緒にされるのは嫌だ」という意見を耳にするようになりました。これは完全に誤解ですが、日本では改正が進むごとに販売業の問題を重視する見直しがなされ、保護される動物に偏りが生じてきている感があることも否めません。
そこで、動物実験などについても詳細な定めを持つドイツの「動物保護法」の例について学び、包括的に動物を守る法律はどうあるべきなのか考える機会を持ちたいと思います。ドイツは、基本法(憲法)に動物保護の規定があることでも有名ですが、その規定制定の経緯についてもお詳しい浅川千尋先生をお呼びします。
ドイツの動物保護施設(ティアハイム)訪問のお話なども交え、基本的なところから教えていただく内容にしたいと考えていますので、お気軽にご参加ください。
1991年3月 大阪大学大学院法学研究科博士後期課程修了
専門 憲法、行政法、主にドイツ法との比較研究
著書 『国家目標規定と社会権―環境保護、動物保護を中心に』(日本評論社)ほか
※参加を希望される方は、事前にメールにてお申込みください。その際、氏名、メールアドレス、電話、所属をお知らせください。 ※終了しました
報告
開催報告はこちらをご覧ください。大雪の中、ご参加を大変ありがとうございました。
昨日は、雪の影響で首都圏の交通網が麻痺する中、第1回動物法研究会「ドイツに学ぶ 憲法と動物保護法」にご参加くださり、大変ありがとうございました。お申込みのあった方の半数くらいが参加できず、大変申し訳ない事態になってしまったのですが、ドイ[…]