アメリカでコツメカワウソが新型コロナウイルス陽性 ~ふれあいは許されるのか

アメリカのジョージア州アトランタにあるジョージア水族館が、コツメカワウソが新型コロナウイルス陽性を公表しました。

アメリカ農務省の発表によると、世界中でカワウソへの感染例は初。コツメカワウソが、くしゃみ、鼻水、軽度の倦怠、咳などの症状を示したため、サンプルを採取し検査したところ、陽性だったとのこと。回復すると考えられており、おそらく無症状の飼育員から感染したと考えられています。

アメリカの統計では、既にミンクが16匹、犬が64匹、猫が82匹、その他のネコ科動物が計26匹、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)陽性となっているようですが、これにカワウソが加わりました。

CNNの報道によれば、カワウソは来園者と直接接触することはなく、アクリルのパネルによって仕切られているそうです。飼育員とどの程度接触があるのかわかりませんが、日本のカワウソカフェなどのようにベタベタと1日中、接触しているとも思えません。

日本にはカワウソと触れ合えることうたったアニマルカフェが多数ありますが、これらの事業者は、カワウソも新型コロナウイルスに感染、発症する事実をどう考えているのでしょうか。4月25日から5月11日まで、東京都、京都府、大阪府、兵庫県では緊急事態宣言が出ていますが、以前のようにきっちり休業の案内が出ていない傾向があるように思います。

事態を軽く考えており、動物は営利のための道具だとつくづく感じます。

カワウソなどの動物の健康のためにも、ふれあい施設の類に行くのは止めましょう。

※以下の写真は都内のカフェの1例です。(この業者は、場所を移転しているので、内装などは変わっています。)

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