PEACE活動報告ブログ

横浜薬科大学に公開質問書を送付しました

大学基準協会の大学評価で不適合とされた横浜薬科大学に対し、本日、公開質問書を送付しました。評価結果の中で、動物実験に関しても「改善が望まれる」とされていたためです。

大学自体が基準不適合という特殊な事例ではありますが、これだけ動物実験関係者が「動物実験は自主管理で問題がない」と言ってきた中で明確に不備が指摘されたということは、事例としては非常に重大なものがあると思います。

大学基準協会の指摘は、倫理綱領・行動指針がないという点にとどまっていますが、認証に当たっての自己点検・評価の信憑性についても強い疑念を示しており、このような事例があることを考えると、現在の動物実験に関する自己点検・評価の制度も、信頼がゆらぐのではないでしょうか。

また、動物実験指針の運用状況にも疑問があるため、その点についても質問しました。自主点検と情報公開については、横浜薬科大学に限らず、文部科学省の動物実験施設に対するアンケートの結果が実情と異なるように思われること(ウェブサイトに自己点検評価や年1回程度の報告に当たるものが載っていない、問い合わせても公開されない)に関しても、常日頃疑問に感じていたため、その点に関しても質問しています。

全文は、下記のページに公開しました。

大学評価に関する報道:

  • 横浜薬科大に「不適合」評価…大学基準協会(リンク切れ・内容は下記参照)
    2013年3月28日 読売新聞
上記記事より関連部分引用:

 大学などの第三者評価を行う「大学基準協会」は28日、横浜薬科大が評価基準に「不適合」だったと発表した。

 同大は不服として同協会に異議を申し立てた。

 同協会は2012年度、国公私立30大などの評価を行った。横浜薬科大の認証結果では、評価した10項目のうち4項目で重大な問題があったとし、「入学者の能力判定を適切に行わず、通常では薬剤師になれない学力の学生も入学させている」と指摘。多数の留年者、退学者を出す状況を早急に是正するよう求めた。教員採用、昇格の透明性、公平性も高めるよう要望した。

 同大を巡っては、設置申請に不正があり、経営する学校法人に文部科学省は学部・学科の新設を5年間認めない処分を科している。


追記:
4/9 上記の質問書について、学部長より、現在対応中のことでもあるがなるべく早く回答をしたいとのお電話をいただきました。
6/13 回答をするとの連絡はいただいており、その後督促もしましたが、現在も回答はいただいておりません。
6/21 回答を掲載しました。こちらをご覧ください。

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