本年7月に淡路市が主催した夏祭りで移動動物園が開催され、兵庫在住の方から、第一種動物取扱業の登録番号等の記載のない違法広告が新聞に出ていたという情報提供がありました。行政の行うイベントで、しかもテレビ欄下部という目立つ場所の新聞広告で、堂々と違反行為があったのは驚きです。
その方が通報してくださったことで、この違反については即日、兵庫県の動物愛護センターの指導が淡路市に対しありました。自治体が指導を受けるとは情けないことですが、センターの指導は迅速だったとのことです。
また、驚いたのですが、市が呼んだのは堀井動物園とのことでした。
だから事業者名を隠したかったのでしょうか?
淡路市にはメールにて、違法広告に対し指導があったこと、堀井動物園であったことについて事実確認した上で、同事業者は特定動物の無許可飼育により裁判続行中の事業者であること、当会では業登録の取消しを求めて署名活動中であること等伝え、夏祭りでの移動動物園廃止を要望しました。
動物をわざわざ滋賀から淡路島まで連れて来させることのおかしさに気が付いてほしいと思います。
淡路市からの回答の全文は以下の通りです。市側の担当者が変わろうと何であろうと、広告については事業者に責任があり、登録番号等を市に申告し法律遵守について促すべきは堀井動物園であり、それができない事業者を使うべきでないと返信をしました。
姫路市から回答
兵庫県動物愛護センターよりご指導いただいたのは事実です。
担当者が記載の必要性について把握していなかったため、
第一種動物取扱業の登録番号等の記載がないまま掲載してしまいました。
移動動物園については、平成26年から6年間イベントとして実施しています。
動物愛護センターよりご指導をいただき、広告掲載について調べたところ、
平成26年から平成29年の広告については、第一種動物取扱業の登録番号等の記載を行っていました。
担当者が変わるタイミングでうまく引継ぎができていなかった事が原因です。
今後、広告等については、注意して掲載するように努めてまいります。
また、来年度以降のイベント内容については未定のため、
ご指摘をいただいたことを踏まえ、今後検討していきたいと思います。
意見送付先
淡路市観光商工課
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