移動動物園を続ける中日新聞直営のハウジングセンター ウサギの震える足、マイクで爆音、コツメカワウソ餌やり…

中日ハウジングセンターは、中日新聞社直営とうたわれている住宅展示場で、現在も動物のふれあいイベントを続けている展示場のひとつです。イベントの企画は、子会社の中日アド企画というところが行っています。

今年に入ってからもすでに何回か業者を呼んで動物を利用するイベントが行われており、今後も予定されていますが、以下の動画や写真は2019年12月8日のものです。このときは、コツメカワウソの餌やりイベントが目玉でした。

動物がいるのに、マイクの大音量でスタッフが説明をし、極小の檻に入れられたコツメカワウソにドッグフードを与える餌やりを客にやらせるというイベントでした。ペットで飼っている人は、コツメカワウソにキャットフードやドッグフードを与えているなどと説明し、まるでペットで飼ってもよいかのようです。こんなイベントに参加したら、来場者は野生動物のことをどのように認識するのでしょうか。

コツメカワウソは絶滅の恐れが近年高まっている動物で、ワシントン条約付属書I(パンダやチンパンジーなどと同じレベル)になったのは、主に日本で、ペットやふれあいの需要拡大が起きたことで、密猟・密輸が誘発されたからにほかなりません。その反省もなく、このようにコツメカワウソを慰みものにする商業イベントを新聞社が主催するとは情けない話です。

プラスチックのトレーは置いてありますが、泳げるような大きさではなく、水の量も申し訳程度。とても泳げませんし、檻内を高速で動きまわっている様子は、落ち着きを失っているように見えます。ふだんと違う環境に連れてこられ、いきなり不特定多数の来場者に見世物にするのは、動物のことを考えたイベントではありません。

ほかの動物も連れてこられていましたが、人だかりができているのに触らせ放題であったり、猛禽が拘束展示されていたりしました。スタッフがウサギを持ち上げたまま子供に触らせるという不適切なやり方をしているので、ウサギの足が震えていました。ほかの写真はページ下部に掲載します。

この住宅展示場では、今年2月には、猫のふれあい専用バスを呼んで、4分ごとに1家族ごと入れ替えで、そのたびに2分間コロナ対策で消毒という常識外れなイベントが告知され、驚きました。猫の肝臓はアルコールを分解できないのに、こんなしょうもない目的のためにわざわざ車で連れてきて、1日に何回も吸わせることになるのは疑問です。そもそも、迎えてくれる家庭を探すためでもないのに、猫をバスで連れまわしてお触りさせるとは、どういう発想なのでしょうか。

残念ながら現地の確認はできませんでしたが、このバスが、第一種動物取扱業の登録上、飼養施設としてきちんと登録されているものなのか(飼養施設設置届出書が出されているのか)、飼養管理基準は満たしているのか、業者の本拠地の名古屋市に問い合わせましたが、個人情報になるから回答できない、適切に指導するとの回答でした。指導すると言うからには何らかの違反状態があったのではないかと疑いますが、最近はこういった自治体の回答拒否が増えていて疑問です。

大垣以外の中日新聞のハウジングセンターでも、その後も移動動物園が行われています。PEACEでは、移動動物園廃止の要望書を中日アド企画に出しました。皆様からもぜひご意見をお願いいたします。

意見先

中日アド企画

電話によるお問い合わせ 052-239-1223
受付時間:9:30〜17:30(土日祝・夏期休暇・年末年始を除く)

✉メールフォーム

〒460-0001 名古屋市中区三の丸一丁目6番1号
株式会社中日アド企画  代表取締役 磯部真 様

中日新聞

✉中日新聞社へのご意見・ご要望<center@chunichi.co.jp>

移動動物園の様子

▼参考ページふれあい移動動物園の問題点まとめ

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