ナショナルバイオリソースプロジェクト「ニホンザル」
NBRP「ニホンザル」廃止アクション
動物実験に使うためのニホンザルの繁殖・供給プロジェクトであるナショナルバイオリソースプロジェクト(NBRP)「ニホンザル」廃止へ向けて、現在、2つのアクションのお願いをしています。
①オンライン署名を継続しています
Change.org署名ページ👉https://www.change.org/stop-NBRPmonkey
署名説明ページ👉https://animals-peace.net/stop-nbrpmonkey
2025年7月31日、文部科学省に、これまで集まった分の署名を提出しました。第6期のナショナルバイオリソースプロジェクトの公募が来年ありますので、このプロジェクトが廃止になるよう、オンライン署名の受付は継続しています。よろしくご協力をお願いします。
当会では、動物実験の廃止を求める会(JAVA)とともに、ニホンザルを繁殖して動物実験に提供している文部科学省事業、ナショナルバイオリソースプロジェクト(NBRP)「ニホンザル」について、廃止を求める署名を立ち上げ、文部科学省へのメー[…]

②文部科学省へのメール・はがきアクションにご協力ください
直接、あなたからNBRP「ニホンザル」廃止の声を文部科学省に届けてください。
メールのアクションは、現在、文部科学省のライフサイエンス委員会およびライフサイエンス委員会基礎・横断研究戦略作業部会宛のアクションとなっています。はがきは、文部科学大臣あてです。
アクションのお願いのページ👉https://animals-peace.net/action/stop-nbrp-action.html
現在、メールアクションのほうは、文部科学省のライフサイエンス委員会委員と、ライフサイエンス委員会基礎・横断研究戦略作業部会委員あての文面に変更になっています。詳しくはこちらをご覧ください。メールアクションとはがきアクションご協力のお願い[…]
NBRP「ニホンザル」関連記事一覧
ナショナルバイオリソースプロジェクト「ニホンザル」とは何なのか、開始されたころからの経緯等については、こちらの記事に一番詳しく載せています。
文部科学省の予算によって20年以上続けられている、動物実験用ニホンザルを繁殖・供給するナショナルバイオリソースプロジェクト「ニホンザル」。このプロジェクトの終了を求める署名活動を、NPO法人動物実験の廃止を求める会(JAVA)と合同で立ち上[…]
NBRP「ニホンザル」ではサルが何頭飼われていて、何頭実験に供給されてきたか、頭数に関する推移等はこちらをご覧ください。
ナショナルバイオリソースプロジェクト(NBRP)「ニホンザル」では、毎年、年度末の飼育頭数が公表されてきたが、令和4年(2022)度末以降、公表が行われていなかったため、PEACEではJAVAと連名で関係機関に質問書を送った。その回答と、こ[…]
リンク先のグラフを見ればわかる通り、飼育されているニホンザルの数は大きく減っていますが、提供されたニホンザルを用いた論文の数もまた減少傾向にあります。ニホンザルは将来性のあるリソースとは言えません。
子ザルは1歳で母ザルから引き離す
実験用に研究機関に提供する子ザルについて、過去には、このようなことが報告されています。
- ニホンザルを繁殖させ、実験使用に適した3~5歳まで育成後、供給している。
- 供給の対象となるコザルについては、Bウイルス感染やオトナザルによる咬傷を回避するため、1歳前後で親ザルから分離している。
- 分離個体は同世代のコザルと共に供給までグループで飼育維持するが、ケージ内の個体密度や相性などの要因により闘争が発生し、実験使用に支障をきたす手指欠損が生じることがある。こうした問題を解決するため、適正頭数によるグループ飼育、もしくは、ある年齢以降の育成個体に対する個別飼育の採用を検討する余地がある。
「中核機関への支援方法」、「新たなバイオリソースの開発の必要性」「提供の在り方」について(アンケート結果概要②)~実験動物~より抜粋
委託先となっている奄美大島の民間施設での繁殖・供給中止について
NBRP「ニホンザル」から実験用ニホンザルの繁殖・供給を委託されていた奄美大島の民間企業(株式会社奄美野生動物研究所)では、繁殖も子ザルの提供も終了しており、繁殖母群として飼っているサルをどうするのかが、2017年ころより問題として表面化しました。
殺処分の可能性もあるため、PEACEとJAVAでは繰り返し検討状況を問い合わせましたが、答えはなく、闇の中でした。最終的に、京大の施設の年報等から一部のサルの移動が判明し、その後、全て京都大学と生理研に移すことが公表されました。しかし、サルを飼育していた株式会社奄美野生動物研究所がどうなるのかなど詳しいことについては、教えてもらえません。
- 実験用ニホンザル繁殖施設、予算カットで…まさか全頭殺処分?
- 何が検討されているのかよくわからない実験用ニホンザル繁殖供給プロジェクト、補足
- 小宮山泰子議員の国会質疑で、文科省が初めて実験用ニホンザル繁殖委託先企業がどこか認める!
- 2022年、京都大学の施設にニホンザル50頭が導入された
- NBRPニホンザル、奄美大島の民間施設のサルは京大ヒト行動進化研究センター第2キャンパスへ移送か?
明かされない民間企業への事業委託費
動物だけではなく、植物・微生物・細胞など数多くの研究リソースの整備を行っているのが文部科学省のバイオリソースプロジェクトですが、その中でも最も高額な事業予算が割かれているのがニホンザルの繫殖・供給プロジェクトです(2013・2014年の文部科学省の行政事業レビューシートによる)。
もともと、NBRP「ニホンザル」の発足前には、鳥獣保護法に違反した、もしくは運用上グレーな実験目的の捕獲が横行しており、ニホンザルの利用に透明性を持たせることがNBRP「ニホンザル」の意義として説かれていました。それなのに、分担機関が民間企業に拠出している何千万もの再委託費の金額すら明かされていません。
サルの供給先はどこなのか
過去の関係機関への要望書・質問書
PEACEでは、動物実験の廃止を求める会(JAVA)と連携して、これまで文部科学省に働きかけを行うとともに、NBRP「ニホンザル」の事業を行っている中核機関(京都大学)・分担機関(生理学研究所)に対し、公開質問書を送ってきました。奄美大島の民間企業のサルをどうするのかについては、検討中との回答が続いています。
他に公開されていないものには、以下のような項目があります。
●どこから繁殖母群のサルを導入したか
●生理研委託先の民間企業に外部から導入された繁殖母群のサルの数
●繁殖頭数
(注:生まれた子ザルの死亡数の改善が過去に報告されているので、死亡も一定数あると考えられます)
●生理研から民間企業に支払われている再委託費の金額
●サルの供給先 ⇒参考情報:論文からわかる範囲の供給先
文部科学省
NBRP「ニホンザル」中核機関・分担機関
- NBRP「ニホンザル」京都大学霊長類研究所(当時)へ2回の質問書と回答(2021年)
- NBRP「ニホンザル」生理学研究所へ2回の質問書と回答(2021-2022年)
- NBRP「ニホンザル」京都大学と生理学研究所への質問書と回答(2024年)
- NBRP「ニホンザル」への公開質問状と回答(2025年)
NBRP「ニホンザル」廃止へ向けたアクションの履歴
- 【署名のお願い】動物実験用ニホンザルの繁殖・供給廃止
- 【アクションのお願い】文部科学省へのメール・はがきアクション
- 2025年:文部科学省前で横断幕を掲げ、アクションを行いました
- 2026年:国際マカク週間(International Macaque Week)2026にアクションを呼びかけました
- 2026年:国際マカク週間にNBRP「ニホンザル」廃止へ向けたオンラインセミナーを開催しました
動物実験にニホンザルを供給しないで!文部科学省前で横断幕を掲げ、訴えました動物実験に、これまでおよそ1,200頭のサルの子を送り込み、いまなお繁殖を続けるナショナルバイオリソースプロジェクト「ニホンザル」。その廃止を求める署[…]
過去の関連イベント参加報告
- 2012年 NBRP「ニホンザル」第9回公開シンポジウム 「第3期のニホンザルバイオリソースプロジェクト-さらなる発展をめざして-」
- 2015年 予防衛生協会セミナー「サル類の健康管理-日常観察の重要性-」
- 2024年 NBRP「ニホンザル」第16回公開シンポジウム「ニホンザルを知る、ニホンザルで知る~最新の成果報告の紹介~」
- 2025年 NBRP「ニホンザル」第17回公開シンポジウム「AIで拓くサル研究の未来 ~最新の成果報告の紹介~」(準備中)
参考文献
増補改訂版 犬が殺される―動物実験の闇を探るオンラインでご注文できるようになりました。※現在、カートを休止中です。あしからず、ご了承ください。1冊の場合、1800円(税はサービス)+送料300円でご購入できます。メー[…]
海外情報
アメリカでも国立霊長類研究センターの廃止を求めるアクションがとられています。
日本では文部科学省の予算によってニホンザルの実験用繁殖・供給プロジェクトが行われていますが、このプロジェクトの関係者が参考にしてきたのは海外の霊長類研究センターです。アメリカには現在も7か所の国立の霊長類研究センター(NPRC)が存[…]
ナショナルバイオリソースプロジェクト「ニホンザル」の廃止へ向けたオンラインセミナーでお話しした内容に情報を補足した投稿です。アメリカには現在、動物実験のための7つの国立霊長類センターが存在します。国立衛生研究所(NIH)の資金で運営され[…]
動物実験に使われるサルたちについての記事一覧です。実験用ニホンザルを繁殖する国家事業研究リソースの収集・保存・提供等を行う文部科学省の事業、ナショナルバイオリソースプロジェクトでは、ニホンザルを動物実験用に繁殖して各研究機関に提供す[…]
▼メール&はがきアクションを実施中です
現在、メールアクションのほうは、文部科学省のライフサイエンス委員会委員と、ライフサイエンス委員会基礎・横断研究戦略作業部会委員あての文面に変更になっています。詳しくはこちらをご覧ください。メールアクションとはがきアクションご協力のお願い[…]
▼詳しく知るには…
NBRP「ニホンザル」廃止アクション動物実験に使うためのニホンザルの繁殖・供給プロジェクトであるナショナルバイオリソースプロジェクト(NBRP)「ニホンザル」廃止へ向けて、現在、2つのアクションのお願いをしています。①オンライン署名[…]









