犬猫殺処分ゼロ議連総会傍聴メモ~動物愛護法PTの設置が了承されました

12月2日に超党派の「犬猫の殺処分ゼロを目指す動物愛護議員連盟」の総会が開かれ、このとき「動物愛護法PT(プロジェクトチーム)」の設置が了承されました。

既にこの動物愛護法PTが3回開かれている状況ですが、遡ってスタッフによる傍聴の報告をアップします。

連日忙しく、ブログでの報告遅れ気味です。申し訳ありません。

総会傍聴メモ

1.役員人事

  • 役員の変更があり、異議なしで承認。新任は7名。会長・顧問・事務局長・事務局次長に変更はなし。一部異動。退任については少しやりとりがありました。

2.「動物愛護法改正PT」が所期の目標を達成したことを受けて、「動物愛護法PT」(仮称)を設置することについて 

  • 「動物愛護法PT」で了承。名簿は案が配布されました。

3.動物愛護法改正の逐条解説書の作成について

  • 議連として逐条解説書を書くことについて事務局より資料に沿って説明。来年の6月1日出版を目標に進める。出版社も近日に決まる。構成案やスケジュールなど。異議なし。

4.今後の活動計画

  • 事務局長より、勉強会などの希望がありましたら連絡ください。

5.環境省からのヒアリング

●来年度予算(案)について
 

  • 資料より:犬猫へのマイクロチップ情報登録システム構築費に187百万円(=1億8700万円)と愛玩動物看護師制度構築権等調査費として19百万円(=1900万円)が新設。動物適正飼養推進・基盤強化事業は増額、動物収容・譲渡対策施設設備費補助は横ばい。

●改正動物愛護法公布後の政省令等の進捗状況について
●台風災害による被災動物の保護状況について

  • 同行避難が断られたり、飼い主がためらったりということがあった。避難所で犬が歩き回って、飼い主側の問題もあった。同行避難の受け入れ体制の徹底をしたい。

6.意見交換

議員:アマミノクロウサギの保護のためにノネコを捕獲して、その捕獲した猫の譲渡をがんばってくれているが、飼い主探しのところで現実にそぐわないことがあるように聞いているが、環境省は知っていたら教えてほしい。
環境省:野生生物課がやっているが、知っていることを話す。譲渡の要件に所得証明を出させるなど要件が厳しすぎるので、見直しをして所得証明を出させることはなくなった。それにより引き取り手がまたでてきた。引き取り手が見つからなかった場合は、通常の猫の扱い同様に処分する。
議員:捕獲した猫の収容場所が暑いなどで、環境省がやっていることが虐待になっているという声も聞いたことがあるので、収容場所の環境にも気を付けてほしい。

議員:8月に聞いた検討会(基準を決めるための環境省の「動物の適正な飼養管理方法等に関する検討会」)で、出席した委員たちが動物の環境をよくするために意見を言うのではなく、環境省に数値の意見を求めているような様子でおかしい。「まだいろいろあると思うから、あとはメールでやろう」と言っていたが、それではメールでやり取りされた部分が公開にならない。
環境省:検討会は8月にやって、次が遅れている。現在海外の事例を集めている。次回は2月ぐらいを予定している。犬猫の飼養管理の具体化をしていきたい。「メールで」と言ったのは、「検討会でできなかったことは補足して」という意味で言っただけである。具体的根拠をもとに数値を決めていきたい。広さやスタッフ一人あたりが飼える頭数を決めるのに根拠の材料を集めている。
議員:動物を救うための数値にしなくてはだめだ。委員の人選にも問題があるように聞いている。
議員:省庁が審議会をたくさん作っているが、あの類は多くは税金の無駄使い。環境省ということでなくいろいろな省庁で。委員は、メンバーになることだけを喜びにしている。メンバーが省庁の顔色を見て言っている。役人は、自分たちが決めたと言わずに、審議会が決めたと言って責任逃れをしている。役所が決めてやればいい。
議員:「メールでやりましょう」はまずい。可視化が必要。
議員:検討会の議事録を見せて。メールでやり取りした人は、次の時に公開してほしい。

議員:水害のあった丸森町でのことで、動物を連れて仮設住宅に入るときに、部屋が狭いとか近隣の軋轢などでためらいがあったと聞いている。受け入れの配慮についてサポートもしてほしい。
それから、奄美のTNRの予算について質問したのにまだ回答もらってない。
環境省:仮設の入居については、場所を分けるように現場の担当者にも理解してもらうようにする。
奄美のTNRは奄美群島振興交付金を使ってTNRできるようになっている。

議員:基準のスケジュールは?
環境省:次は2月かどうかくらいの開催になり、間に合うかわからないが大まかな骨子が出るかも。
議員:一度と言わず二度三度とPTを持ちたい。パブコメや審議会の前に骨子を教えてほしい。

アドバイザリー(団体):基準の検討会の傍聴に行ってスタッフが懸念を持った。あのような検討会で決めるのは納得できない。検討会で決めるのなら、委員の半分は現場の問題を知っている愛護団体を入れるべきでは。
環境省:委員は、国内の一線級の人を集めていると思う。いろんな人の意見を聞くことは大事だから、愛護団体をメンバーに入れるのではなく、意見を聞くようにならできる。
議員:愛護団体のヒアリングの場をぜひ。

議員:都議会時代に動物愛護の審議会に出たがパブコメの段階になると修正できないと言われた。以前、室長が「パブコメ後は変えない」と言っていたので、パブコメ前に教えてほしい。
環境省:それは、パブコメで言われるようなことはあらかじめすべて検討済みにしておくべきで、パブコメで得られる新しい事柄はないであろうということで、パブコメ後の修正はないと言った。

議員:検討会の委員が一流というが、全然そうじゃない。何の専門性もない。それぞれが自分の言いたいことを言っているだけ。値段が上がるとか。
環境省:「値段が上がる」という意見は出たが(……)議事録を見てほしい。
議員:検討会や9月5日の動物愛護部会の議事録も見て、PTで検討しよう。

アドバイザリー(弁護士):自分は厳罰化の意見を言ったが、警察もだが特に検察があまり動かない。罰則の強化がどういう経緯でそうなったのか警察・検察にしっかりと知らせてほしい。徹底してもらいたい。
議員:議連として承る。
なるべく早くPTを開きたい。数値基準や省令などやっていきたい。

(4)閉会の言葉

事務局長の福島議員より、実効性あるものにしたい。12月6日に素案が出たらすぐPTを会期中に開きたい。基準についてもやりたい。

以上

▼改正動物愛護法の施行までのスケジュール
改正動物愛護法の施行までのスケジュール

▼改正動物愛護法に関するページ
2019年改正 動物愛護管理法 2020年 2021年 施行

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