ここのところ、次期動物愛護法改正へ向けた動きが活発化してきています。議員会館で開催された勉強会や、東京弁護士会のシンポジウムに参加、またクローズドの打ち合わせ・勉強会なども複数動いています。国会質問も活発化しているように感じます。(先日配信した会員向けメールニュースにまとめを掲載)
そんな中、改正へ向けた情報収集が必要だと感じている分野の一つに、観賞魚の問題があります。関心が犬猫殺処分問題に集中する中、「…魚ですか?」と言われそうではありますが、これまで第一種動物取扱業の対象とする改正が実現してこなかった理由は、単に不適切事例が集積されていなかったからではないかとも思います。
ということで、魚類(観賞魚)のページをつくり、情報提供を呼びかける形にしてみました。販売店に感じている問題点などありましたら、ぜひお寄せいただければと思います。
実験動物については、欧米では魚類の福祉も当然になりつつある状況ですが、日本で関心が低いのは、(使用動物種を魚類に代替するインセンティブが低いのもあるかとは思いますが、)飼育魚全般に、大切に扱う対象から外してよいかのような風潮があるからのような気がしています。
いやそんなことはない、魚も大事に飼っているのだ!という皆様からの熱い情報提供をお待ちしております。
また、観賞魚の年間輸入数は年間3千万匹。外来魚の遺棄の問題もあります。
全体の向上を図るために、魚類(観賞魚)もぜひ次期改正で第一種動物取扱業の対象に! ご理解・ご支援のほど、よろしくお願いいたします!