環境省が「サステナブルで健康な食生活に関する意見交換会」を開催。菜食の話題も

昨日、環境省が「サステナブルで健康な食生活に関する意見交換会」を開催しました。YouTubeで録画を視聴することができます。全体で1時間と短いもので、大手食品企業や、安全な食に取り組む団体などが、少しずつ現在の取り組みについて話しました。

環境省からは環境副大臣が話し、猟友会にも入っているといきなりジビエの話があったので驚きましたが、その次に菜食の話もしていました。菜食については、「取り入れるという選択肢もあります」と少々言い回しが弱いのが気になりましたが、時代が変わってきたことを感じます。

案内ページ(外部リンク)

家畜飼料は海外に大きく依存しており、動物性食品は「地産地消」にはほど遠いということもはっきり触れてもらえたら良かったと思いますが、環境省の資料にも菜食のことが載っています。

また、上記ページで公開されているスライド資料だけでも見ていただければですが、各社、植物由来食品の話題にも触れています。
  • イオンは植物由来の食品ラインナップ「Vegetive」を取り上げ、従業員食堂でも大豆ミート使用メニューを展開中とのこと。
  • 日清食品は植物由来の“謎肉”、代替食の活用“ほぼイカ”を記載、“培養肉”も開発中。
  • モスバーガーは代替肉の「グリーンバーガー」に言及。
動物の搾取を避ける観点ではなく、持続可能性の観点からの意見交換会でしたが、国の主催するイベントでこのような話題が出てくること自体、時代が変わってきたことを感じます。(少し前まで、エシカル消費などの話でも、「菜食まではちょっとね」という感じがあったと思うのですが。)
より一層、ビーガン/ベジタリアン食への理解が進むことを願います。

「サステナブルで健康な食生活に関する意見交換会」

YouTubeで視聴する

日 時:2021年8月30日(月)10:00~11:00

場 所:オンライン開催(会議全体はyoutubeで配信予定)→https://youtu.be/_X-VafModyc

テーマ:サステナブルで健康な食生活について

環境省参加者:
小泉進次郎 環境大臣
堀内 詔子 環境副大臣 ほか

参加企業等:
味の素株式会社
イオン株式会社
株式会社ぐるなび
日清食品ホールディングス株式会社
日本栄養士会
日本ミシュランタイヤ株式会社
パルシステム生活協同組合連合会
株式会社マイファーム
株式会社モスフードサービス

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