先日、静岡大学への質問書のことをブログに載せました。↓
その後、気が付いたのですが、同時期に捏造でお詫びが出ていたTBSの「消えた天才」は、BPO(放送倫理・番組向上機構)で審議入りが決定していました。
BPO(放送倫理・番組向上機構)
https://bpo.gr.jp
放送倫理検証委員会は、原則として月に1回(第2金曜日)開催されるそうです。
実はやらせが発覚した直後にも意見を送ったのですが、週刊新潮の記事が出た後に改めて、「消えた天才」と同じTBSの「クレイジージャーニー」も審議するよう意見を送りました。
なぜ問題と思うかというと、やはり生きものについて嘘を流されるのは困るからです。珍しい生きものはそんなに簡単に次々見つからないですし、もっと逃げようとします。
調べてほしいのは、
✅用意されたトカゲがほかにもいる疑惑がある
(アオキノボリアリゲータートカゲはメキシコドクトカゲと生息域が重なっておらず同じロケ地では撮れない)
✅加藤英明氏も知っていたのに、どうしてTBSは嘘をつくのか
✅捕まえた動物はどうして動かないのか
(冷やすと動かなくなりますが、でももっとひどいことをしている話が外部に漏れていると耳にしたから調査してほしいのです!)
です。
放送倫理・番組向上機構(BPO)意見送付先 ※審議入りしました!
10月4日の放送倫理検証委員会には間に合わなかったようで、翌月11月に、審議入り決定の公表がありました。
ご意見を送ってくださった皆さま、ご協力を大変ありがとうございました。
※審議入り決定に伴い、意見送付先の掲載を終了しました。
放送倫理検証委員会は11月8日の第143回委員会で、TBSテレビの『クレイジージャーニー』について、審議入りすることを決めた。
対象となったのは、TBSテレビが2019年8月14日に放送したバラエティー番組『クレイジージャーニー』。TBSテレビは、海外に生息する珍しい動物を捕獲する企画を放送した際、番組スタッフが事前に準備した動物を、その場で発見して捕獲したかのように見せる不適切な演出を行っていたと発表した。
専門家が「爬虫類ハンター」としてメキシコを訪れ、珍しい爬虫類を発見・捕獲するという企画で、放送後に外部からの指摘を受けて社内調査したところ、紹介した動物6種類のうち4種類が、事前に現地の協力者に依頼して捕獲し、生息地付近に放すなどしたものを使って撮影していたことが分かったという。
委員会は、当該番組の制作の経緯を知る必要があるとして、TBSテレビに報告書と同録DVDの提出を求めたうえで討議を継続し、審議入りを決めた。
神田安積委員長は、「報告書や番組の映像を見る限り放送倫理違反の疑いがあり、審議入りした」と話している。
委員会は今後、当該放送局の関係者からヒアリングを行うなどして審議を進める。
追記
その後の経過です。