以前「AERA」に掲載された野毛山動物園のふれあい動物についての記事が、新たに朝日新聞のペットポータルサイト「sippo」で読めるようになったとのことです。ぜひ拡散をお願いします。
そもそもの発端になった衝撃の発言その他の経緯については、下記のページをご覧ください。その後、横浜市は「園内リサイクル」の言葉の利用を否定していますが、二人で行って、二人の耳で、そのように言っている旨を聞いたので、間違いはありません。
- 野毛山動物園の「園内リサイクル」に衝撃
- ふれあい問題を考える 第2回 野毛山動物園のヒヨコ、マウス、モルモット…猛禽やヘビの、ごはんでした
- 【必見】AERAが野毛山動物園の記事を掲載!
- 野毛山動物園のふれあいコーナー その後
- 野毛山動物園ふれあい 土日祝のみ入れ替え制に改善
その後の状況としては、以下のような変化はありましたが、マウス、モルモットについては変わりありません。
- 鳥インフルエンザによって昨年秋からヒヨコのふれあいを一時中止していたが、今年の春に完全に中止することが決まった。
- ただし、他の動物の餌としてヒヨコの購入は行っており、ほかに置くところがないので、ふれあい広場で飼育している。初生雛で入ってくるので、少し飼育して大きくしてから各動物の飼育係が餌用に殺処分する。殺処分方法は、現在は二酸化炭素ガス。
- ふれあい広場自体が、土日祝日は20分ごとの入れ替え制になった。ウェブサイトには今年3月までとの記載だったが、継続的なものとのこと。整理券をもらって入場。1回に入れるのは180人。午前と午後で動物も交代。
地面にたたきつけて殺す方法については、その後も横浜市からは人道的な方法だという回答をいただいていたので、記事が出たあともかなり継続されていたはずですが、現時点では炭酸ガスになってはいるようです。
入れ替え制になったことも大きな改善点ですが、180人はかなり多いかと思います。ただ、一番ごった返しているときで400人入っていたとのこと。無制限、出入り自由よりは改善にはなっているかと思います。
ちなみに、動物園年報の平成25年版飼育数一覧では、マウス、モルモット、ヒヨコの増減は以下の通り。マウスの繁殖では雌雄比がかなりアンバランスには感じますが、以前はオスがゼロという不自然さでした。
マウス
繁殖 オス77、メス131
死亡 オス87、メス157
現飼育数 オス10、メス360
モルモット
繁殖 オス123、メス117
死亡 オス67、メス52
現飼育数 オス100、メス245
ヒヨコ
入園 オス1530、メス0
死亡 オス520、メス0
出園 オス890、メス0
現飼育数 オス120、メス0
※現飼育数は、2014年3月31日現在のもの