- 2021年3月12日
ハーバード大学発のバイオ関連スタートアップ企業「医薬品開発の霊長類試験を減らすべきときが来た」
先ほど投稿した新日本科学のサルの実験施設の規模があまりに大きすぎて、絶望的に感じた方もいらっしゃったかもしれません。 それだけでなく、新型コロナウイルスのパンデミックが起きて以来、ワクチン開発などのための実験用サルが不足していると、しきりに喧伝されて […]
先ほど投稿した新日本科学のサルの実験施設の規模があまりに大きすぎて、絶望的に感じた方もいらっしゃったかもしれません。 それだけでなく、新型コロナウイルスのパンデミックが起きて以来、ワクチン開発などのための実験用サルが不足していると、しきりに喧伝されて […]
消費者庁が平成25年(2013年)に、首からぶら下げるタイプの携帯型空間除菌剤によって化学熱傷を起こす事故が発生していると警告しているとの情報がインターネットで回ってきました。 中を確認したところ、当時は、動物実験ではない方法で刺激性を確認していまし […]
経済産業省の事業の中間評価報告書が公開されている 先日、経済産業省のバイオ小委員会の報告書が出たことを、ご紹介しました。 この文書の中で言及されている「再生医療・遺伝子治療の産業化に向けた基盤技術開発事業」について、昨年6月、中間評価報告書が取りまと […]
昨日はアメリカのEPA(環境保護庁)の動物実験代替への取り組みについてご紹介しましたが、アメリカでは、医薬品、化粧品、医療機器、動物薬、たばこなどの許可や監視業務などを行うFDA(食品医薬品局)も動物実験の代替に取り組んでいます。 FDAは、2017 […]
アメリカでは、EPA(環境保護庁)長官が2035年までに哺乳類の動物実験をなくすことを目標とする方針を2019年に公表し、次々と動物実験の代替・削減に係る動きを見せています。 2月4日、NAMs(New Approach Methods; 新しいアプ […]
傷の治癒や治療法に関する研究では動物が使われており、実際に体を傷つけることが行われています。 しかし、今年1月に”APL Bioengineering”誌に公表された、ボストン大学バイオロジカルデザインセンターとハーバード大学のヴィース(Wyss)研 […]
2月2日、経済産業省のバイオ小委員会(正式には、産業構造審議会 商務流通情報分科会 バイオ小委員会)が、日本のバイオ産業の競争力向上に向け、今後、経済産業省として取り組むべき施策を整理してまとめた報告書「バイオテクノロジーが拓く『第五次産業革命』」を […]
食品安全委員会では、12月17日に第20回・第21回の評価技術企画ワーキンググループが開催されました。 傍聴はできなかったのですが、第20回では、「食品健康影響評価において(Q)SAR を活用して変異原性を評価する場合の手引き(案)」 について審議が […]
アメリカには、動物実験代替法を評価し、行政的受け入れを勧告し、利用を推進していくための省庁間連絡委員会としてICCVAM(The Interagency Coordinating Committee on the Validation of Alte […]
動物実験代替法など、食品安全に関わる新しい毒性予測評価の方法について検討を行っている食品安全委員会のワーキンググループ(評価技術企画ワーキンググループ)ですが、6月25日に2回にわたり開催されました。 ともに傍聴不可だったので傍聴はできませんでしたが […]
動物実験を9割削減すると予測! 経済産業省の動物実験代替法開発プロジェクト 「動物実験を9割削減すると予測! 経済産業省の動物実験代替法開発プロジェクト」の投稿でご紹介した動物実験代替プロジェクト「AI-SHIPS」について、共同通信が記事にしてくだ […]
▲クリックで拡大 経済産業省予算10億4千万円(5年間)の研究開発プロジェクトの「中間評価」の審査が終了 去年の12月26日、経済産業省で開催された第1回「省エネ型電子デバイス材料の評価技術の開発事業(機能性材料の社会実装を支える高速・高効率な安全性 […]
Twitterなどでもご紹介しましたが、1月9日に日本動物実験代替法学会3Rs啓発委員会の専用ページが本格実施版に移行し、高校生・大学生(院生を含む)を対象とした出前講義の申し込みができるようになりました。 これは、日本動物実験代替法学会会員の登録講 […]
以前、PEACEのブログでご紹介しました教育・訓練用の人工の動物モデル「SynDaver」シリーズに、カエルバージョンができました。リアルな生きもの感を追及した人工素材でできた解剖実習用のツールです。 日本でも「ねとらぼ」さんが紹介していてびっくり! […]
動物実験の代替を含め、新しい安全性評価法について検討している食品安全委員会の評価技術企画ワーキンググループですが、10月16日に第16回が開催され、委員の改選等がありました。 ベンチマーク ドーズ(BMD)法に関する報告書のとりまとめがあった後もベン […]
日本化学工業協会により毎年実施されている「日化協LRI研究報告会」が今年も開催され、午前中のみ聞いてきました。 日化協は、誰もが知っているような有名な大手化学メーカーも加盟する、化学製品製造業者らによる業界団体です。自分たちの売る原料や製品によって人 […]
教育における動物実験の代替に取り組むInterNICHEから、韓国の建国大学校の獣医校でもイヌの外科トレーニング用解剖モデルSynDaver® が採用されたとの情報をいただきました。東アジアにも生体代替の波が来ています。 こういったモデルは、あくまで […]
以前、市民団体による化粧品の動物実験に関する意識調査論文を掲載してくださった専門誌「FRAGRANCE JOURNAL」で、動物実験を用いない安全性評価の現状について特集です。これまでも何度か特集されていますが、代替法の検討・採用の状況が広がっている […]