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| 環境省で動物愛護法改正へ向けた審議会が始まりました。改正の主なポイントとスケジュールは: 環境省中央環境審議会動物愛護部会第25回 議事要旨 に掲載されています。 畜産動物については、「5つの自由」を理念として盛り込むかどうかが検討されます。 |
| 生物多様性条約締約国会議COP10で重要な議題となるABS(遺伝資源へのアクセスと利益配分)に注目を! A Seed Japan報告会「遺伝資源へのアクセスと利益配分(ABS)に関する国際交渉の現状と課題~第9回ABS作業部会の結果とCOP10/名古屋議定書に向けて~ 2010年7月23日(金) 18:30~20:40@東京ウィメンズプラザ |
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サブタイトルに「がん細胞はなぜ消えたのか」とある通り、この本を書かれた方は、乳製品を絶つことで乳がんが消えるという経験を実際になさっています。しかもそれは5度目の乳がんで、それ以来再発はしていないそうです。
というと何やら胡散臭く感じる人がいるかもしれないですが、著者のジェイン・プラントさんは科学者だというところが説得力大。疫学研究について素養があったことが幸いしたのではないでしょうか。乳がんの原因は牛乳・乳製品にあるということに気がついたんですね。この本が出てから(翻訳が出るまでの間)科学的な反論は一切受けていないそうです。
ミルクというのは、哺乳類の子どもが驚異的に成長する時期に飲む飲み物ですから、細胞の分裂・増殖を促進するような化学物質が高濃度で含まれています。がんになったら摂らないほうがいいのはもちろんのこと、人間に母乳以外のミルクは基本的には不要。乳牛肉(安い牛肉)も危険性は同様とありました。
先日、 『沈黙の海』という魚の絶滅危機についての本を書かれたスウェーデンのイサベラ・ロヴィーンさんという方の来日シンポジウムに2日間行ってきました。ジャーナリストして 『沈黙の海』を書き、現在は議員をなさっている方です。スウェーデンではこの本がものすごく反響を呼び、水産資源に対する世論が一気に高まったそうです。日本との違いを感じましたが、でもシンポジウムは2日間とも満員で、日本でも関心は高まってきているんだろうなと思いました。
アジア太平洋資料センター(PARC)などが主催した市民シンポジウムについては、動画や資料がサイトに掲載されたそうですので、ぜひご覧下さい。
シンポジウム「魚が食べられなくなる?~漁業と流通、消費を問い直す~」
http://parc-jp.org/info/2010/100703sakanasympo.html
http://www.netjoy.ne.jp/~lena/ssa.html
スウェーデン大使館で行われたシンポジウムもあったのですが、そちらでは日本の水産庁の人も話をして、マグロのような魚ではなく、近海のさまざまな魚を旬な時期に食べることが海洋の保護にもつながると言っていたので、CITESのときの最悪に思った水産庁のイメージは少し変わりました。(でもちょっと、そんなにいちいち日本擁護をしなくてもという印象もあったけど。発展途上国に日本がODAで作った魚加工場が実際には使われてないって、『ザ・コーヴ』で批判されてるの知らないんだろうか~?とも思っちゃったし…)
でも、やはりまだ水産庁は情報を出さないそうですね。以前ブログでもご紹介した勝川さんが、市民シンポジウムの方でおっしゃってました。本気で保護しなければと思うなら、まずデータを出すべきではないかと思います、やっぱり。
最近音楽を聴かなくなってしまったし、Run-D.M.C.も、かろうじて名前を知ってる程度。特にヒップホップが好きというわけではないのに、なぜか手にとってパラパラと見ているうちに読んでみたくなったこの本。タイトルには「成功哲学」とあるけど、決して「お金=成功」ではない価値観には人生の知恵を感じるし、ガツンとくるものがありました。翻訳も骨を感じる文体です。
そして…読み進めるとなんと。何のことはない、ラッセル・シモンズって、アニマルライツで、ベジタリアンなんですね。やっぱり、こういう気概みたいなものがないとベジタリアンって続かないんだろうか。ビーガンって公言してるのに、誘惑に負けてピザを食べちゃった話とか、完璧じゃないけどポリシーを持って前に進んでいく生き方は、魅力があります。
ヒップホップというと暴力的とか過激とかいうイメージもあるような気がするけれど、それは現実の社会がそうなのであって、それを私たちは変えていかなければいけない。最後が「銃などいらない」という章で締めくくられているのも、気持ちがよいです。
ダラスに住むカップルが1年間ゴミを出さずに生活する実験をしたそうです。庭や、いろいろなもののリサイクルシステムが確立している場所でないとできなさそうだけど…すごいです。実際には、リサイクルできなかったゴミが手元に残されているみたいですけど、少ないですね。びっくり。毎週ブログを更新していたようで、リアルタイムでウォッチできなかったのは残念です。
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最近、ローフードに関心出てきて、ローな野菜・果物の割合が高くなってきているのですが、でも止められないのがこれなんです^^; 目にするとつい買ってしまう。タコスの素(ベジタリアンのための、ベジ・デ・タコス) |
『ザ・コーヴ』批判でひとつだけよくわからないのが、「牛や豚で映画作ってみろ」みたいな批判。実は、日本で公開されていないだけで、アメリカ人の方がよほど、肉食批判的な映画をいろいろ作っていると思うんですよね。山ほど肉食ってるのもアメリカ人だから、両極端な国ということだと思うけど。インターネットで全編日本語字幕つきで見られるのは『Earthlings』だけかもしれませんが、いくつかご紹介します。
■『Peaceful Kingdom』
畜産動物を救う人々を描くことを通じて、今の工場畜産の問題点を告発する映画。倒壊した養鶏場からニワトリたちをレスキューする根性とキャパシティには驚きました。この映画もいろいろと賞をとっています。動画はトレイラーです。
公式サイト:http://www.tribeofheart.org/
■『Food, inc.(フード・インク)』
今年のアカデミー賞長編ドキュメンタリー部門にノミネートされて、『ザ・コーヴ』に敗れてしまった映画。別にベジタリアンになろうと言っている映画ではないのに、なぜかこれを見てベジタリアンになる人が増えたそう。食品がスーパーに並ぶまでの仕組みはどういうものなのか。こっちが受賞したほうがベジタリアン増えたかな? (なぜかネット上で見てしまったのですが…日本公開が待たれます)
公式サイト:http://www.foodincmovie.com/

■『Earthlings』
詳細な紹介が、下記のサイトに掲載されています。リンクした動画は、日本語字幕つきフルバージョンです。
「北CAL発 エコ便り」より:
動物の尊厳を問うドキュメンタリー映画Earthlings(アースリングス)
公式サイト:http://www.earthlings.com/
Earthlings with Japanese subtitles from lana on Vimeo.
あとは、すでに日本で公開された『ファースト・フード・ネイション』とか『スーパーサイズ・ミー』とかも、近い部類の映画かな?
ほか、「映画・アニメ」カテゴリもご参考ください。
上映中止で揺れている『ザ・コーヴ』。
日本の野生動物をめぐるドキュメンタリーが登場したと聞いて期待していたのに、正直、最初にトレイラーを見たときには頭をかかえました。こりゃ真面目な批判を放棄して、単なるおちょくりに走ってしまったのではないか? これが日本で公開されたら、どーなるんだろう? と。
実際に全編を見てみてやっと、元イルカ調教師のオバリー氏の人生が縦軸になっていたこともあり、ドキュメンタリーとして評価されている理由がわかったような気がします。アカデミー賞をとる作品とまでは思わなかったですけど。
でも、問題になっているのは、横軸に織り込まれている「盗撮」シーンですよね…。よくもまあ、あんなにお金をかけて堂々と、みたいなやつ。彼らの国では、内部告発にもとづく隠し撮り映像などで、動物実験施設やら農場主やらを法令違反の罰金やら何やらに追い込んだりしているかもしれませんが、正直、その感覚を日本に持ち込まれても理解はされないだろうと思いました。
(日本ではイルカ漁自体は違法ではないし、さらに言えば野生動物としての管理にすら含まれていない。共通理解のための土壌すらないのかも。)
ただ、先日映画館の支配人が取材に答えて、興味深いことをおっしゃっていました。「盗撮」について、「(いけないことだとは思うが)ひとつの目安として、映倫マークがついていますから…」と。
なるほど。そういえば映倫マークの審査基準って、具体的にはどういう内容なんでしょう? 初めて映倫のサイトを見てみました。
映画倫理委員会 http://www.eirin.jp/index.html
検索してみると、『ザ・コーヴ』は、「区分PG12」という指定を受けています。
「和歌山県太地町のイルカ追い込み漁を追ったドキュメンタリー。イルカの補殺とそれに伴う出血の描写がみられるが、親または保護者の助言・指導があれば、 12歳未満の年少者も観覧できます。(1時間31分)」
なるほど。問題はむしろイルカ漁のシーンというのは意外でした。
さらに、「映画倫理綱領」の内容を、ざざっとかいつまんでピックアップするとこんな感じです。
1 表現の自由 (中略)
2 人権の尊重
(1)基本的人権の尊重は映画人の最も大切な責務である。
(2)人間の尊厳を傷つけるような扱いをしない。
(3)男女平等の理念を尊重する。
(4)個人や団体の名誉、プライバシー等を尊重する。
(5)人種や民族、出身、職業による差別的扱いをしない。また社会的弱者および少数者の権利を尊重する。
3 未成年者への配慮 (中略)
4 法と政治
(1)平和と民主主義を尊重し、これに反する軍国主義、テロリズム等にくみしない。
(2)あらゆる国の主権を尊重し、元首、国旗、国歌の取り扱いには慎重を期する。
(3)ゆえなく法令や裁判を否定、ないし揶揄しない。
5 宗教と社会
(1)信教の自由を尊重し、ゆえなくこれを軽侮、中傷し、憎悪をかき立てるような表現は避ける。
(2)人権の著しい侵害にあたらないかぎり、それぞれの国や地域の文化的多様性を尊重する。
(3)著しく反倫理的な行為を容認するような表現ならびに善良な風俗・習慣を乱し否定するような表現は避ける。
(4)動物の生命および自然環境を尊重することの重要さに配慮する。
6 性、暴力、犯罪、薬物などの表現
(1)性表現 (中略)
(2)暴力表現 ― 人命を尊重し、過度に刺激的な残酷描写は避け、詳細 な殺傷描写はしない。観客にいたずらに恐怖感、嫌悪感を与えないよう留意する。
(3)犯罪表現 ― 犯罪を肯定したり犯罪者を英雄扱いしたりしないよう留意する。凶悪な犯罪や非合法の賭博など反社会的な行為を扱うとき、模倣、誘引となる描き方は避ける。未成年者や社会的弱者にかかわる犯罪の描写は最小限にとどめ、殺人、売買春などを美化、正当化するような描写は行なわない。
(4)薬物の扱い (中略)
(以下略)
映倫が「動物の生命および自然環境を尊重することの重要さに配慮する」としていることを知らなかったので、とても驚きました。(おそらくこれは、撮影のためにわざと動物に犠牲を強いたり環境を破壊したりしてはいけないということを言いたいのでしょうけれども、発見です。)
そのほかの基準も、『ザ・コーヴ』が受けている批判を退けているような気がしました。
それでやっと、上映支持の賛同者になろうと思ったんです。(別に、映画の内容がどうこうではなく上映は支持するべきなのかもしれませんが、「あんたは動物目線のバイアスかかってるから何でも見せたいんでしょ」と言われる可能性を考えると、映倫マークという第三者的な評価はありがたく感じます)
http://blog.livedoor.jp/movie_fun_yokohama/
長くなってしまいましたが、反捕鯨・反イルカ漁に対して多くの日本人が口にする、「牛や豚は食べてもいいのか」という言葉。それはそのまま文字通り、ベジタリアンが世間に問いたいと思っていることでもあると思います。ベジタリアンというと洋物臭いけど、菜食は本来、日本では超・保守のはず? 『ザ・コーヴ』に対して日本人が感じる反発が、ぜひ逆方向、ハンバーガーやフライドチキンの排斥運動に向かわないかなぁ…と願っているところです。
先日、地球映像ネットワーク神楽坂で、「サルたちのサバイバル」というドキュメンタリーを見てきました。アフリカ西部で「ブッシュ・ミート」として狩られる野生動物、とくに大型霊長類の問題を追ったドキュメンタリーです。私たちが同情を感じやすい、悲惨なアフリカの霊長類たちの現状を追った第1部から、現代社会の根深い問題に迫る第3部まで、3部構成になっていました。
正直言って、とても考えさせられる内容でした。欧米の動物保護団体の活動家として出てくるカール・アマンさんは、日本にも来たし、アフリカ現地で活動する活動家として、いわゆる先進国では評価は高いと思います。
でも、本当に現地の目で見るとどうなのか。
はっきり言って、WSPAのような白人の動物保護団体が現地でやっていることが、現地ではとてもピント外れになってしまっていて評価されていないという現実が、このドキュメンタリーでは描かれていました。本当にお金を落とすべきところにお金を使っていない、その姿は、確かに私の目にも、甘えた白人のおままごとに映ってしまいました。アフリカにも行ったこともなくこんなことを言うのは本当に失礼だけれども、それくらい衝撃的な内容でした。
興味深いのは、欧米の捕鯨反対やイルカ猟批判に対して日本人が言っていることとまったく同じことを、アフリカの現地の人たちが言っていることです。一瞬、これはまったく日本と同じ状況ではないか…と思ってしまうんです。
ただ、アフリカの森に住む人々が、日本人と決定的に違うのは、自分たちも森とともに滅びゆく民なのだということを知っていることだと思います。文化が滅びるとか、そんなレベルの話ではない。現実に命の危険にさらされ、「絶滅」の危機にある。これは日本とは何かが決定的に違うと感じました。
森のサルたちが狩られるのは、フランス企業の森林伐採によって、現地の人たちの生活が壊されていることが原因です。そのために、狩猟によって手っ取り早くお金を作る手段がとられている。(サルは高く売れるから)
そして、動物保護団体は問題の尻拭いのところでしかお金を落とさず、現地の人々に「獲るな」という・・・。
問題の根は、もっと大きすぎるところにあり、たしかに何をやっていいのかわからない。
もちろん、長い間つながれっぱなしで飼育されるチンパンジー、狩猟によって孤児になる大型霊長類の子どもたち、彼らはどうしようもなく不幸だし、彼らを救う活動も確かに必要なのだとは思います。でもそれだけではいけないのだということを痛切に感じました。
そして。
打って変わって下記の映像は、今日CFTさんに教えてもらった、インドネシアのオランウータン保護の取り組みについての講演です。
この中に、たくさんの孤児たちを救ってきたことに対して、会場から拍手が湧くのだけど、この方が「違う!」といって否定するシーンがあるんです。私も、「サルたちのサバイバル」を見ていなかったら、この方の痛切な表情の意味がわからなかった。そんなことを思いました。
そして、すばらしい森林の回復力。生物の多様性を尊重することによって、人と動物が暮らせる環境の再生を実現させることができるのだと、明るい気持ちになる映像です。
くしくも、結論は・・・現地の人々に利益があること、それがオランウータンの保護につながる、ということでした。
2050年までに商業漁業が不可能になる恐れ、国連環境計画が警鐘
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2727620/5770374
国連環境計画(UNEP)が、大胆な対策をとらなければ2050 年までに商業漁業が不可能になる恐れがあると警告したというニュース。やっと日本でもこういうニュースが日本語で流れるようになったと感じでしょうか。クロマグロで、周りが見えてきた…?
なんだかもう、あえて声高に「ベジタリアンになろう」とか言う必要ないのかもしれないですね。
畜産だって矛盾を抱えているし、今後地球上でもっと工場畜産が拡大すれば、飼料需給はいずれにせよ破綻するだろうし、海は枯渇するし。
そんな気がしてきました。


















